縁起物の数の子。

子だくさんに通ずることから、縁起物として、お正月などに珍重されています。
最近は安い数の子が出回っているせいか、あまり「ご馳走の感じ」がなく、人気がいまいちです。

安い数の子を食べてがっかりしてしまうこともあると思います。安い数の子はパリパリの食感がないですね。

以前、年配の方に「昔の数の子は美味しかったよ」と言われたことがあります。

風味もあり、旨みもある。そして何物にも代えがたい、パリパリの食感!

今の数の子はなんで美味しくなくなったのでしょう。

パリパリの食感がないのは、数の子の魅力の半分しか味わっていないと思います。
しっかりと、良いものを選べば、数の子はとても美味しい食材です。

ということで、パリパリ食感の美味しい数の子を選ぶポイントをまとめました。

カナダの西海岸の数の子は美味しい!

まず、北米の産地の数の子なら、アラスカとか、カナダの西海岸とか、太平洋側の産地を選ぶことてす。

北米の西海岸の物は、東海岸のものに比べ、食感がよいです。

これは西海岸(太平洋側)は砂地が多いので、ニシンは昆布に卵を産み付けるからです。水に流されないように、昆布にしっかりと粘着させる必要があります。

それが数の子のパリパリ食感につながります。

ちなみに大西洋側は海底の岩場に卵を産み付けるそうです。そういう岩場では、卵を粘着させず、バラけて岩の隙間に卵が入り込むようになったほうが、生存率が上がります。
そのため、北米の東海岸、大西洋側の数の子はパリパリ感が少ないのです。

この大西洋の数の子は業界では「イースト原料」と呼ばれています。価格が安いので、主に味付け数の子に加工されています。

数の子は太平洋、カナダ西海岸産が良い?!

数の子は、カナダの西海岸ものがよいです。

食感と旨みのバランスが秀逸です。

あまり北のほうの産地になると、卵に脂がのってきます。

脂がのると、よいと思われるかもしれません。

しかし数の子の場合は、脂がのりすぎると、パリパリの食感を損なう原因になります。

なのでカナダのものがちょうどよいのです。

美味しい数の子の選び方まとめ

パリパリとしていて、旨味もある、美味しい数の子。

それは「カナダの太平洋側のもの」ということになります。

もしカナダ産が手に入らなくても「北米のもの・太平洋側のもの」が品質が良い、と覚えておきましょう。

同じカナダ産でも東海岸の数の子は別物。ふにゃふにゃです。

大体、味付け数の子として販売されています。

価格も安いです。

およそ100㌘あたり300円、といったところでしょうか。

それでも美味しいですけどね。

でも食感も求めるのならやはり西海岸・太平洋側の数の子です。

価格は100㌘あたり、600円位でしょうか。

だいぶ高いですね。

塩数の子、として販売されていますよ。

お正月くらい、パリパリ食感の数の子に近い味を味わってみてはいかがでしょうか。

また、贈り物にもおすすめです。子だくさんの縁起物ですからね。
あのパリパリ食感とうまみ。贈り物に喜ばれること請け合いです!!

数の子の産地別の特徴についてはこちらをお読みください。

数の子の産地別特長↓

https://fish-neta.com/world-kazunoko/