こんにちは!フィッシュコーディネーター( @osakana_neta )です。
皆さんは紅ズワイガニをご存じですか?
日本海などで水揚げされる赤いカニで、その名の通りズワイガニの仲間です。
今回は、紅ズワイガニの特徴や美味しい食べ方、おすすめの購入・飲食スポットまで徹底解説します!
紅ズワイガニはズワイガニの仲間!
紅ズワイガニはズワイガニ属に分類されるカニで、いわば近い親戚。英語では「レッド・スノー・クラブ」と呼ばれます。
通常のズワイガニは水深200m前後の浅い海域に生息するのに対し、紅ズワイガニはなんと水深800m以上の深海に住んでいます!
紅ズワイガニは生きたまま赤い!
紅ズワイガニは、生きている状態でもすでに真っ赤なのです。
普通のズワイガニは茹でると赤くなるのに対し、紅ズワイガニは最初から鮮やかな紅色をしています。
例えば、新潟県の上越市水族博物館うみがたりでは、生きた紅ズワイガニを見ることができますよ!
なぜ紅ズワイガニは茹でなくても赤いの?
普通のズワイガニは、アスタキサンチンという赤い色素を別の物質に変えることで、外敵から身を守っています。赤い色はやはり目立つのです。
しかし、紅ズワイガニは深海という外敵の少ない環境に生息しているため、そのまま赤い色を保っているのです。
紅ズワイガニの味は?
紅ズワイガニは、淡泊で上品な味わいが特徴です。
特に、生の状態から茹でたてを食べるのがベスト!
一度冷凍すると水分が抜けてしまい、食感が損なわれることが多いので、できれば産地直送のお店で食べるのがおすすめです。
紅ズワイガニの値段は?
紅ズワイガニは、松葉ガニなどのズワイガニよりもリーズナブル。
例えば、1尾あたりズワイガニの1/3程度の価格で買えることもあります。安いと1杯500円前後で販売されることもあります。
ただし、安いものは鮮度や品質が劣る場合もあるので、お店の人に聞いてみましょう。
美味しい紅ズワイガニが食べられる場所
紅ズワイガニを最高の状態で食べたいなら、漁師さん直営のお店が狙い目です!
おすすめスポット:マリンドリーム能生(新潟県糸魚川市)
ここは漁師さんが獲ったカニを浜茹で(とれたてをその場で茹でる)して提供する道の駅です。
新鮮な紅ズワイガニを思う存分楽しめますよ!
また、美味しい紅ズワイガニを選ぶコツはこちらをチェック↓
▶ 美味しい紅ズワイガニの選び方 脱皮直前が身が詰まっている!
まとめ:紅ズワイガニの特徴と楽しみ方
- 紅ズワイガニは生きたままでも赤い
- 深海に生息しているため外敵が少なく、赤い色を保っている
- 新鮮な紅ズワイガニは茹でたてが一番美味しい
- 松葉ガニよりも手頃な価格で、1尾500円程度から購入可能
- 新潟県糸魚川市「マリンドリーム能生」で獲れたての紅ズワイガニが食べられる!
紅ズワイガニの魅力、ぜひ味わってみてくださいね!