出目とは?でめ、と読みます。魚、水産業界でよく使う言葉です。

今日は水産業界などでたまに出目という言葉を聞きます。この出目とは一体何なのでしょうか?

出目(デメ)とは予定より多く入っていた分!

出目とは予定より多く入っていた分(余分)のことです。

例えばたらこ1 kg 入りの製品があったとします。このたらこを測ってみたら実は1.1キロ入っていたということがあったりします。この半端の0.1kg 分が「出目」ということになります

出目の由来は?

出目とは、目片(めかた)が出ている、というのが由来です。目片が想定より出る、ということですね。

また、出目とは飛び出した目玉のこと、という説もあります。

いずれにしても、通常よりも飛び出した分という意味で水産業界で利用されたのですね。

出目の反対の言葉は?目切れ!

出目の反対の意味の言葉としては「目切れ」などがあります。

予定より少なく入っている場合を「目切れした」などと言います。

どちらも「目」という言葉が入るのですね!

出目を販売すると儲かる

もともと1 kg入りと思っていたものが0.1 kg 入っている、ということは1割得したことになりますね。まあさすがにこんなにたくさん出目があるということはほとんどないですが。ちょっとでも多く入ってると儲かりますよね。

出目とは?のまとめ

というわけで、出目について、みてきました。

まとめると、

  1. 出目は余分のこと
  2. もともと出目金からきている
  3. 出目の反対言葉は目切れ
  4. 出目分お得になる

ということでした。

ご参考になさってくださいね!