先日皮付のフグが販売され、回収騒ぎとなりました。
これは除毒済とのことでしたが、有毒の可能性がある皮が残っていたそうです。
上越タウンジャーナル「有毒部位の残るフグ販売の恐れ」
https://www.joetsutj.com/articles/65768947
長野県と新潟県のスーパーで薄皮が残ったフグが販売されたそうです。
もともとマフグの皮にはほとんど毒はないようです。というか毒が薄く、ほとんど問題にならないようです。(トラフグは違います。トラフグは皮に毒があります。)
厚生労働省のページ参照
https://www.mhlw.go.jp/topics/syokuchu/poison/animal_01.html
ただ、命に別状はないとはいえ、しびれなどが出る場合もあるので、普通は薄皮も剥きます。
薄皮は非常に剥きづらいそうです。なので加工業者は表面の皮だけ剥がして出荷したのでしょう。
それを「除毒済み」として出荷する業者が一番問題ですね。
「徐毒済み」の表示があれば、販売する側は安心して販売してしまいます。
いずれにしても販売する側が今一度確認して、正しい知識で販売する必要がありますね。