ししゃもって美味しいですよね!
でも普段私たちがよく目にするのはからふとししゃも(カペリン)です。
本当は北海道でのみ獲れるししゃもが本来のししゃもなのです。
本ししゃもとは?
世界でも北海道の太平洋沿岸だけに分布する貴重な魚です。
- サケ目
キュウリウオ科
シシャモ属
の魚です。
キュウリウオって馴染みがないかもしれないけど、小さいししゃもみたいな魚です。
大きく分けるとサケの仲間ということに驚きです。
本ししゃもの食べ方
私は本ししゃもを軽く干したものをグリルで焼いたものが好きです。
本ししゃもは大抵干物になっています。
味が薄めなので、干して水分を飛ばしたほうが味が凝縮して美味しいんです。
脂がのっていて、美味しいですよ。
本ししゃも焼き
本ししゃもの焼き方は、オープングリルなら網に挟み込んで、焼き加減を見ながら焼くと焦げずに焼けます。
家庭のグリルでは干物の焼き加減で、たまに状態を見ながら焦げないように焼いてください。
フライパンやオーブントースターでも簡単に焼けますよ。
本ししゃものフライ
本ししゃものフライも食べたことがあります。
こちらはちょっと生臭い感じがしました。
本ししゃもはオスが美味しい!
本ししゃもはオスが美味しいです。
メスは卵があって美味しいです。
でも、身そのものはオスのほうが脂がのっていて美味しいです。
メスは卵に養分をとられてしまいます。
オスが美味しいのは、鮭と似ていますね。
本ししゃもの時期~旬は?
本ししゃもの時期(旬)は11月ごろです。
11月ごろ、脂がのって美味しくなります。
ちょうどこの時期、産卵のために川へのぼるため、沿岸に近づきます。
ここら辺も鮭に似ていますよね。
もう一つ11月に漁をするのは理由があります。
なぜかというと、北海道では9月~10月くらいまでは鮭のシーズンです。
鮭の漁や処理で忙しいんですね。
そのためマイナーな本ししゃもの時期は11月ごろなのですね。
本ししゃもの値段は?
本ししゃもは高いです。
オス1尾40gくらいのものが80円(目安)くらいの値段です。
メスはもう少し安くて70円くらいです。
あまり変わりませんね。
でもそのくらい希少な魚なんですね。
本ししゃもは通販でお取り寄せ出来る?
本ししゃもは北海道から通販でお取り寄せできます。
11月ごろから本格シーズンになります。
なのでお歳暮やお取り寄せして美味しいししゃもを味わってみましょう。
以下のサイトで「本ししゃも」と検索してみてくださいね。
PR 網走水産株式会社本ししゃもが獲れる場所
おもに北海道の太平洋側の襟裳岬周辺で漁獲されます。
広尾町や大樹町のあたりが盛んです。
ししゃもの語源
アイヌの人たちは昔からししゃもを愛してきました。
「シシュハモ(柳の葉っぱ)」 と呼んでいたそうです。
それがししゃもの語源となったそうです。
なぜあえて”本ししゃも”というか
本当は本ししゃもが「本物のししゃも」です。
それではなぜあえて「本ししゃも」と”本”をつけるのでしょうか。
それはカラフトシシャモがメジャーになったからです。
本当のししゃもなのに、漁獲量が少なくなったのでおなじキュウリウオ科の「カラフトシシャモ」(産地では「カペリン」と呼ばれる)がししゃもとして販売されています。
いわゆる「代替え魚」です。
本物が少ないので、安価な魚を代用にしたのですね。
そちらのほうが多くなったので、「本ししゃも」と本という言葉をつけられ、区別されています。
“本”なんかつかなくても本物なんですけどね。
最近はスーパーではほとんど売っていないので、以下のサイトで「本ししゃも」と検索してみてくださいね。
PR 網走水産株式会社