新巻鮭もセミドレス状態になっています。

JF久慈市(久慈市漁業協同組合)
が銀鮭の養殖を始めました。

岩手県久慈市で銀鮭養殖販売開始!

JF久慈市では、銀鮭の試験養殖が2020年で終わりました。2021年11月~2022年8月シーズンは漁業権を取得しての最初の商業養殖となるそうです。

みなと新聞11月5日号参照

銀鮭600トンを生産予定!

久慈市漁協では、今シーズンは約600トンの生産を見込んでいるとのことです。

種苗(稚魚)を60トン池に入れ、、600トンの生産見込みだそうです。ということは、10倍に成長するのですね。

出荷は宮城県と競合しない7月中旬から!

出荷は宮城の銀鮭と競合しない7月中旬からお盆前までを想定しているとのことです。もともと岩手は宮城よりも北で、涼しい気候です。水揚げを少し遅らせることができるのが強みです。

ただしそれも海水温次第です。海水温が18℃以上になるとへい死が増えます。
そのため、前倒しでの出荷もあり得ます。
そうなると宮城の銀ざけと競合するので、価格は下がってしまいます。
消費者としてはうれしいですが、JF久慈市としてはつらいところです。

サーモンの養殖については以下の書籍をご参照ください。