2021年末、松葉ガニ(山陰産ズワイガニの、オスの堅ガニ)が高値になっています。前年同期との比較で、7割以上上がっています。
そんな松葉ガニが高い理由を3つ解説します。
【この記事の概要】
松葉ガニが高い理由は
- 海外のズワイガニが高い
- 漁獲量が少ない
- 燃料代が上がっている
ということです。
さっそく詳しくみていきましょう!
海外のカニが高いので松葉ガニが高くなった
まず松葉ガニが高値なのはロシア、アメリカ、カナダのズワイガニは高いからというのがひとつの理由です。
なぜ高いかというと、アメリカが新型コロナウィルスの影響で内食需要が盛り上がり、レストランよりも安いカニが食べられたからです。アメリカ国産でズワイガニが売れるので、アメリカ国内のズワイガニはもとより、カナダ、ロシアからも大量に輸入しました。
その後コロナが落ち着き、レストランが再開されるとさらにカニの消費が進みました。
このため日本が輸入していたズワイガニが値上がりして、需要が国産に向かったため、松葉ガニが値上がりしました。
カニが高い理由については以下のページもご参照ください。
松葉ガニの漁獲量が少なく、需要は多いので高くなった
2021年、松葉ガニは獲量が大変少なくなっています。網を入れてもかかるかどうかわからない。燃料代が無駄になるかもしれないので網を入れないこともあるそうです。
そこへ来て経済活動再開により需要が増大しました。昨年もgo toキャンペーンなどで一時的にカニ需要がありました。それも一時的だったのですが、今年はそれがずっと継続しているような状況です。
そのため松葉ガニが高値になりました。
燃料代が高いので松葉ガニが値上げに!
また燃料代が高いというのも一つの理由です。海に網を入れるにも燃料がかかります。漁獲ポイントまで行って網を入れて、また網を引き揚げに行ってもカニがいなかったら…と思うと余計に獲りに行けないのですね。
獲れたとしても燃料の値上げ分は松葉ガニに転嫁せざるをえません。漁業者だって生活がかかっていますから。
松葉ガニが高い理由3つ!まとめ
というわけで松葉ガニが高い理由を見て見てきました。
まとめると
- 海外のズワイガニが高い
- 漁獲量が少ない
- 燃料代が上がっている
ということでした。
ほんと2021年はなんでも高いですね!なんでも安かった2020年よかったなあ…なんて、言っていても始まりません。やはり旬のものを上手に買えばお買い得なものもあります。
そこら辺はTwitterで発信していきますので、ぜひフォローしてみてくださいね!