最近、20代のサラリーマンが電話に出ない、ということが話題になっていました。

【電話を排除するだけで経費節約!】

電話は仕事の効率化、という意味では最悪のツールです。
なにか仕事に集中しているときに、「俺の電話に出ろ!」とばかりにかけてきます。
野口悠紀雄先生が「超・整理術」で指摘した通りです。

野口先生も時間を邪魔する電話と戦っており、その戦い方が面白いです。

秘書に頼んで居留守を使ったり、
時間泥棒といっています。

堀江貴文さんも「電話は最悪のツール」といっています。

私のお客様に電話をかけてきて、そこで考える、という人がいます。
たしかにディスカッションならばそれもありなんです。
しかしこのお客様は電話発注で、しかも電話の最中に「いくつにしようかな?」と数量を考え始めます。

その間こちらはただじっと聞いているだけなのです。
実際はお客様の話を上の空で聞き、手を動かして仕事をしています。

時間泥棒にかまってられないですからね。

それと会社からの電話も最悪です。

会社から着信があり、折り返しかけてみると「どこどこに電話してくれ…」
そのなの、伝言メモにいれとくか、LINEでいいじゃん!と思います。

しかも会社へ電話をかけるたびに「○○です。」と名前を名乗り、「お疲れ様です」
とあいさつを交わす…
もはや伝統芸能の世界です。

仕事は「ビジネス」です。
同僚とのレクレーションではありません。
たしかに電話はちょっとした言葉のニュアンスが伝わりやすいです。
それを補完してくれる表情などもわかりません。

なのであいさつを交わしてコミュニケーションをとるのは分かります。

それならなおさらメールやLINEでいいじゃないの?と思います。

逆にこんなに効率が悪いままやっている会社は、少しまともにIT を使い始めたら一気に利益が出るのではないか、と思います。