書評 愛なんて大嫌い/富永愛

富永愛の壮絶な過去を語った本書。

親子の物語。冨永愛が壮絶な子供時代を過ごしていたとは知らなかったです。

両親が離婚し母に冷たくされ、どこにも居場所がない幼少期を過ごしたそうです。

そんな過去があるなんて。

気がついたらトップモデルだった

冨永愛さんは、気づいたら トップモデルとして私の目の前に現れました。

そんな冨永愛さんに貧乏で愛されなかった過去があったのですね。

子供につらい思いをさせた

冨永さんに子供が生まれ、その子供が成長した時に言われた言葉「生まれてこなければよかったのかな」。

自分が過去に何度も思った言葉を子供に言わせてしまった、そこから冨永愛は変わります。

子供のために 自分のために生きるようになりました。

「復讐してやる」という気持ちでトップモデルまで上り詰めた、

彼女が変わった瞬間です。

二回泣いた

息子を悲しませたこと。

後半の父親との再会の場面。

その2箇所で泣きました。

何か勉強になる本というわけではないんですが思いのほか、感動した本です。

愛に飢えてる人はこの冨永愛の本を読んでください。

どちらが愛が足りないでしょうか?

幼少期の冨永愛ほど愛に飢えていた人はそうそういないはず。

そういう意味でこの本は心の薬になると思います。