賞味期限の決め方 賞味期限はどのようにして決めるか

こんにちは!

みなさん賞味期限って気になりますよね。

賞味期限が切れたら食べないという方もいらっしゃると思います。

うちの息子(小学5年)も食べないんですよ。

「1日切れたくらいなら大丈夫だよ!」と言うとしぶしぶ食べます。

私はほとんど気にせずに食べています。

自分の嗅覚と味覚で判断しています。

ちなみに私のお腹は弱いほうです。

・・・・

では賞味期限は切れても大丈夫なのでしょうか。

そのために、賞味期限の決め方を見ていきましょう。

賞味期限はどうやって決めるのか

賞味期限はその加工食品を作るメーカーが自己判断、自己責任で決めます。

いろいろな検査をして、このくらいなら安全が保たれるだろう、という日にちを設定します。

大体、検査をして食べられる限界の日数の半分で設定することが多いです。

メーカーによってはもうちょっと長かったり、短かったりします。

具体的にいうと、検査で14日間、品質がぎりぎり保たれる、という結果が出たとします。

それなら安全域ということで0.5を掛けて7日に設定したりします。

また、製造管理をしっかりしているところだと、0.7を掛けて9日、とするところもあります。

これが賞味期限の決め方です。

別に0.5を掛けるとか、0.7を掛けるというのは法律で規定があるわけではありません。

また、検査についても特に基準があるわけではありません。

もちろん病原性大腸菌が検出されたら、その時点でアウトですけどね。

 


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賞味期限とは?

賞味期限とは!前述の消費者庁のホームページによりますと、以下のような定義になっています。

「賞味期限(注59)」とは、定められた方法により保存した場合において、期待される全ての品質の保持が十分に可能であると認められる期限を示す年月日のことです。

つまり、買ったときとほぼ同じ味が続く期間、ということです。

それでは私が普段賞味期限を決めるやり方や、他の業者の賞味期限の決め方を見ていきましょう。

賞味期限検査の方法

まず検査機関へ 検査したい商品を持ち込みます。

検査機関は「賞味期限 検査 自治体名」で検索すると出てきます。

費用は品物にもよりますが、だいたい1万円からとなっています。

検査機関に冷蔵、常温など調べたい温度帯を伝えます。

そこでいろいろな条件を伝えます。

  • 保存したい温度
  • 何日放置するのか
  • 光の具合など

を指定します。

そして主に以下の項目について調べます。

  • 微生物検査 菌数の増加具合を検査する
  • 理化学検査 色の変化、粘り気、酸化などを検査する
  • 官能検査  食べたり、臭いなど、を調べる

という感じです。

微生物検査

放置してそれぞれの経過日数ごとの菌数を確認していきます。

これは顕微鏡などで、同じ重量あたりの菌数をカウントします。

  1. 1日目 一般生菌数〇〇、大腸菌群未検出
  2. 2日目 一般生菌数〇〇、大腸菌群未検出

という感じです。

漬物(魚の場合は粕漬けや西京漬けなど)は保存期間が長いと菌数が一気に増加します。

乳酸発酵なので仕方ないのですが、菌が増えすぎると酸っぱくなったりします。

また、一般生菌数が増えると、人によってはお腹を壊します。

そこでだいたいの想定する日数保存出来るか調べます。

焼いて食べる魚の場合、多少菌数が多くても、大腸菌が検出されなければ大丈夫、と判断するところもあります。

理化学検査

色の変化などを目視、あるいは画像処理で確認します。

また菌が増殖すると、粘り気が出てきます。

なのでそのあたりも清潔な器具で触れて確認します。

官能検査

最終的には臭いをかいだり、食べてみたりして嗅覚と味覚で確認します。

“賞味期限”なので、食べてみて、美味しいのかまずいのか、臭いなどをある程度の人数で評価していきます。

このような調査をして、このくらいなら味が保たれる、という期間を設定しています。

 

 

でも大抵は検査機関と相談して、リスクにならない期間で賞味期限を設定します。

賞味期限は食品を販売する際、表示することが、義務付けられています。

よく目にする賞味期限とは、一体なんなのでしょうか。

賞味期限とは文字通り「美味しく食べられる期限」ということです。

てことはそれを過ぎたからといって食べられないわけではないのです。

消費期限と違いますから。


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リスク回避と売るために短い賞味期限に!

最近ではメーカーはリスクを恐れることと、商品の回転率を上げるために賞味期限を短く設定しています。

販売店側は賞味期限内に売り切れないものは値引き、または廃棄処分します。

賞味期限を短く設定すれば値引きや廃棄の確率が高まるので、回転率が上がって、メーカーへの発注数も増える、という具合になります。

本来は保存食なはずの干物も「賞味期限5日」などと短めなのはそのためです。

でもそう考えると賞味期限が過ぎても販売しても良さそうなものです。

以前賞味期限切れの商品を安く販売して、話題になったお店がありました。

マスコミは賞味期限切れの販売店を違法店舗のように放送していました。

マスコミは商品を製造しているメーカーから広告料金をいただいているのでメーカーの味方です。

賞味期限切れ販売店舗が廃棄ロスを軽減しては「店舗で廃棄してもらって売上をのばす」メーカーにとって脅威です。

そういう業者を排除しようと動くのは当然でしょう。

味が落ちるのだから、値引きして販売するのは分かります。

しかし食べられないわけではないのですから、安く販売しても違法ということはないはずです。

消費期限は別ですけどね。

消費期限が過ぎたら食べないほうかいいです。

悪くなっている可能性が高いです。

 

賞味期限の正しい知識で廃棄を減らそう!

2015年の国連WFPの調査によると世界中で7億人が飢餓に苦しんでいるそうです。

一方でカロリーベースでみると世界のカロリー生産量は世界人口のカロリー必要量を上回っています。

これは先進国のカロリー摂取過剰や廃棄食品の多さを示しています。

そんなことからも賞味期限に対しての正しい知識を身につけていきましょう。

そして表示に頼らず、自分の嗅覚と味覚で安全性を確認したいですね。

 


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