こんにちは!フィッシュコーディネーター( @osakana_neta )です。
漁業のTAC(タックと呼んでいます)という言葉を耳にしたことがありますか?漁獲量の管理手法の言葉です。

今日はそんなTACについて解説していきます。

漁の様子

TACとは科学的根拠に基づいた漁獲枠のこと

漁業におけるTACとは科学的に基づいた漁獲枠(Total Allowable Catch)のことです。

「科学的な根拠に基づいた」というのが肝心です。

そして多くの国でTACが法律で定められています。

必要な要件として

  • 科学的根拠に基づく
  • 法律で定ている

ということが挙げられます。自主管理ではダメということですね。

TACの目的

目的は漁業資源をサステナブルに利用することです。

TACはどのような魚種に適用されるのか?

TACは永続的に利用するために必要な魚種に適用される考え方です。
なので必要があれば様々な魚種に適用されるのですね。

ところが日本では漁業先進国と比べて設定されている魚種が非常に少ないです。

現在日本でTACが設定されている魚種は

  1. するめいか
  2. ズワイガニ
  3. マアジ
  4. マサバ・ゴマサバ
  5. マイワシ
  6. サンマ
  7. スケソウダラ

の7魚種です。

水産庁監修のTAC資料参照(PDF)

TACの決め方

TACは一般的には調査にもとづき科学的に決められます。

その基準になる考え方がABC(Allowable Biological Catch 生物学的漁獲許容量)です。

この許容量を上回らないように慎重に設定されます。

TACとは?まとめ

というわけでTACについてみてきました。

まとめると

  • TACとは科学的根拠に基づく漁獲可能量のこと
  • 目的は魚資源をサステナブルに利用すること
  • 永続的に利用する魚種すべてに適用する必要がある
  • 日本ではTAC採用魚種は7種類しかない

ということでした。

ご参考になさってくださいね!

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