タコの口、通称タコトンビと呼ばれています。
タコの口がトンビのクチバシに似ているからです。
ちょっと写真だと分かりにくいですね。
クチバシが猛禽類のそれに似て、鉤爪のようになっています。
そしてクチバシの回りは固い筋肉です。
肉がとても固いです。
固いので安いです。
【この記事の要点】
- タコの口はタコトンビと呼ばれる
- タコトンビは煮だこの副産物なので安い
- タコトンビはクチバシを外して刺身、煮付けにして食べる
ということです。それでは本編へどうぞ!
タコの口はタコトンビと呼ばれている!
タコの口はタコトンビと呼ばれています。
鳥のトンビのクチバシによく似ています。
たことんびとは、煮だこの副産物!なので安い
たことんびは煮だこを生産した時の副産物です。
頭と足は商品価値があるのですが、くちばしの肉は商品価値が少なく、そのため格安で販売されます。
たことんびの味は?
たことんびは煮だこの副産物ということで、刺身と同じ味がします。
ただ食感が硬いのですね。これが人気の無い理由かもしれません。
ところが食べ方によっては美味しく食べられますよ。
たことんびの食べ方
たことんびの肉は硬いクチバシの回りにくっついています。
かじって剥がそうとしても、なかなか剥がれません。
そのままだと食べにくので、始めに包丁を使って縦に切れ込みを入れます。
たことんびに切れ込みを入れて手で剥く
たことんびのクチバシを外していきます。
縦にぐるっと切れ込みを入れて、クチバシの裏側はザクッと深く切ります。
そうしてから手でクチバシから肉を外していきます。
クチバシがたくさん取れました。生ゴミで捨てます。
たことんびの刺身
たことんびは通常茹でた状態で販売されています。なので、刺身で食べられます。ただ、食感が硬く、ゴムのようです。なので、薄めにスライスして、わさび醤油でいただきます。
たことんびの柔らか煮
そのままでは硬く、子供に不評でしたので、柔らかく煮付けてみました。
剥いたり、スライスしたたことんびを水:醤油:砂糖:酒を1:1:1:1で入れて煮込みます。
好みで生姜を入れたり、ニンニクを入れたり鷹の爪を入れたりします。
弱火で20分ほど煮込めば完成です。
もっと柔らかくする場合は圧力鍋を使いましょう。
たことんびとは何?食べ方のまとめ
というわけでたことんびについてみてきました。
まとめると
- たことんびはタコのクチバシ肉のこと
- たことんびは煮だこの副産物
- たことんびは安い
- たことんびはクチバシを外して刺身、煮付けにして食べる
ということでした。
見つけたら買ってみてくださいね!