水温変化に弱い魚たち

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今年2017年の秋鮭は大不漁に終わりました。

大不漁と言ってもここ30年近くの北海道の鮭の漁獲量というのは孵化事業などの進展にもより伸びてきていました。

30年前は北海道の水揚げが5万トン位だったものが近年では10万トンを超える水揚げが続いていました。

今年2017年は 5万トン30年前の数字に逆戻りしている、とも言えるわけです。

普通に繁殖していればせいぜい5万トンぐらいの量だったものが、人間の力で5万トン上乗せして10万とになっているという見方もできます。

環境が変化してきている

近年海水温の上昇が叫ばれています。

そのせいでさんまやイカが獲れなくて、いわしさばがとれている、という情報もあります。

海水温が暖かいので北海道でブリが獲れているということです。

暖かいのでかなり北の方でもサメが目撃されたりしています。

鮭もサメなんかに捕食されるという情報もあります。

海水温度に弱い生き物たち

また鮭はある温度以下でしか生きられません。

海水温が変化する、というのは想像以上に水中の生き物に影響を与えます。

考えてもみると、人間も水温変化には敏感です。

人間は空気に肌を接して生きています。

空気の温度の場合は温度が1度上がってもそれほど大げさには感じません。

サウナで90℃を越える高温のなかでも耐えられますよね(まあずっといたら死んじゃいますが)。

空気に包まれて生活していると暑ければ水蒸気で体を冷やします。

また寒ければ毛穴が縮んで熱が逃げないようにします。

しかし水の生物は水蒸気で体を冷やせませんよね。

また生き物の体の相当な部分が水分だから、外から受ける水分の温度変化の影響を受けやすいと考えます。

気温が高くなくても水温が高いこともある

2017年は猛暑がそれほどきつくなかった気がします。

その年が非常に暑かったから水温も暖かくなるかと言うとそうでもありません。

潮の流れの影響というのが非常にあります。

暖かい潮の流れによって水温が相当に変わってきます。

赤道付近で温められた海水がどのように動くかによって海水温度は全然変わります。

なので何年か統計を取って考えていくしかありません。

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今は20年サイクルの温水期?

今は20年サイクルの温水期にあると考える学者もいます。

これが始まったのは10年ほど前、と考えられています。

ということはまだまだ高い水温の年が続きそうです。

水温が高いとイカ、サンマ、鮭が少なくなる、と言われています。

水温が高いと逆にイワシ、サバが増える、と言われています。

2018年追記:

2018年時点では太平洋のサバは不漁でした。

こちらは水温というより、獲りすぎの問題が大きいように思います。

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