石川県の能登半島にある「小木港」。青森の八戸、北海道函館に並ぶスルメイカの産地です。「小木のIQF スルメイカ」と言えば、業界では有名なブランドです。ちなみにIQF とは、バラ凍結のことです。詳しくは以下のページをご覧ください。

IQF とはhttps://fish-neta.com/what-iqf/

小木の冷凍するめいかはブランド!

小木の船凍スルメイカといえば業界では有名です。わざわざ「小木」の箱に入ったスルメイカを指名して買う業者もいます。

なぜ小木のするめいかは評価されるのかというと、

  • 鮮度のよい証拠であるこげ茶色をしている
  • 選別のたしかさ
  • 同じサイズ表記でも若干大きいなどです。

などです。
販売している業者は「八戸も小木も一緒だよ・・・」と言いますが、僕が見た限り、違います。
小木の方が品質がいいんですよね~
大きさも揃っているし、黒々と鮮度もよさそうです。

スルメイカを追いかけ北上!

スルメイカは船凍と省略される船内凍結(せんとう)で鮮度を維持します。

大型の船で遠くの海へ出て、数週間から一カ月余り航海してスルメイカを釣りあげます。漁師さんたちはその間船上で生活します。釣った(自動イカ釣り機で釣ります!) いかは船の中で急速凍結をかけ、船底が一杯になると近くの港で水揚げをして売り、そのお金で燃料と食糧を補給して、また航海に出かけます。こうしてお金を回していくと、だんだんとお金が増えていきますね。石川県からスルメイカを追いかけ、青森あたりまで行くそうです。遠くまで行きますねぇ。
今日は石川県能登半島の小木港を基地とする、するめいか漁獲船団の話でした。