こんにちは!フィッシュコーディネーター( @osakana_neta )です。
色々なものが値上がりしている世の中てす。
でも2023年にかけて値下がりしそうなものもあります。
水産物でいうと一つはイクラですね。
イクラは昨年よりは値段が下がりそうです。
この原因として主なものは2つ挙げられます。
ロシア産マスイクラが下落
一つはロシア産のマスが豊漁だったことが挙げられます。
ロシア産のマスのイクラは日本出回っています。
今年はこのマスが豊漁で供給量が多いです。
そのため北海道産のイクラもつられて安くなるのですね。
昨年イクラが高くて思うように消費されなかった
もう一つは北海道産のイクラは昨年はここ数年での最高値でした。
始めは鮭が獲れなくて価格も高かったです。
ところが思ってもみない10月中旬以降にかなりの水揚げになりました。
そのため値段は高いのに供給はそこそこある、という状況になりました。
値段は高くて廉価なマスイクラを使ったりしたので鮭イクラの消費は思ったより少なかったのです。
昨年の在庫があるのであまり積極的に買えずに相場が下落しました。
※冷凍イクラの賞味期限は約2年あるので、まだ昨年の在庫があるのですね。
ただ、昨年に比べ水揚げが少ないので下落にブレーキがかかりました。
イクラの値段はいくら位になる?
それではイクラはいくら位になるのでしょうか。
北海道産のサケイクラで100グラム1200円位になるのではないでしょうか。
500グラムですと6000円ですね。
寿司一貫でいうとイクラだけで120円、プラスシャリと海苔、手間賃でイクラの寿司は一貫250円位になるのでは?と予想しています。
マスイクラは今のところ色々な値段が出回っています。
最安値で考えると100グラムあたり800円から1000円で販売されるのでは?と考えます。
寿司で考えるとシャリと海苔、手間賃込みで一貫160円くらいではないかと予想しています。
2023年イクラの値段が下がる!理由と推定値段を解説まとめ
というわけでイクラの値段が下がる、という話でした。
下がると言っても「昨年よりは」という話です。
まとめますと
- ロシア産マスイクラが豊漁で供給増加
- 北海道産イクラは昨年最高値で在庫多く、消費低迷
- 冷凍イクラの賞味期限約2年で昨年の在庫がまだある
- 北海道産サケイクラ100gは1200円、500gは6000円
- 寿司一貫のイクラは250円、マスイクラは100-1000円、寿司一貫160円程度
ということでした。
ご参考になさってくださいね!