冷凍のスルメイカで有名な石川県の小木港。実は水揚げは小木ではないって知ってました?

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スルメイカの 冷凍を作るとき スルメイカは 春夏漁、秋漁とあります。

そのうち秋漁のものは身がしっかりしていて、冷凍や加工に向くと言われています。

春夏物は水分が多くて柔らかい。

季節によってそれぞれ生まれる場所、そして若干種類も違うようなんですが、その辺の話はまた後日。

この秋漁のものですが主に 能登半島から青森県にかけて漁獲されます。

時期によってスルメイカはどんどん北上していきますので追いかけながら漁獲します。

冷凍をかけながらイカを追いかけて、船がいっぱいになると近くの港でおろす。

また漁に出る。またいっぱいになると近くの ところでおろす。

こういうことを繰り返して青森まで行くわけです。

一杯になる度に基地へ戻るとなると燃料代がめちゃくちゃ高くなりますからね。

近くの港で下ろすわけです。

有名なのが山形県の酒田港や青森県の八戸港。

この辺のスルメイカは 有名です。

だいたい石川県の小木を出発した船が 各地で冷凍のスルメイカをおろす時に “小木”と書かれた緑色の箱に入れて出荷するのです

これが知る人ぞ知る、小木ブランドの冷凍スルメイカです。
これは選別が良いことで有名です。
昔は小木の箱が選別が良いために 、例えば八戸でとったスルメイカなんかも小木の箱に入れて売られていたりしました 。
悪い人がいて、小木の箱を高く売るような人もいたらしいです 。
それを買って八戸のイカを詰め替えれば高く売れるという寸法なんですね。
未だにこういうことが行われている。
しかも日常茶飯時に行われているようなのです。
でも実際 どの船が獲ったかというのはあまり問題ではないですよね。
青森県の船が獲ったからよいとか、石川県の船が獲ったから
良いとか 。
本来いかにはそういうことはないわけです。
最後の選別だけしっかりすればいいだけの話で。
今は選別もしっかりされてますんでどこの箱でも ほとんど変わらない品質、と言うか一緒です。
でもでもでもでも実際僕なんかの感覚からするとやっぱり小木の箱の方が 大きさが一定しているような気がします。