魚の“前浜”とは売っているお店の近くの海で獲れている魚のことを“前浜”といいます。
“江戸前(浜)”などは有名です。
なので“前浜”といった場合、鮮度がよい、といっても差し支えありません。
ただ、漁法にもよります。
定置網漁は網を上げるのは2-3日に一度だったりします。
そうすると中には死んだ魚もいたりしますので、鮮度が悪く、水揚げされた時にすでに臭気を漂わせているものもあると聞きます。
なので最終的には自分の目でよく見る、鼻でにおいをかぐ、耳でお店から情報を得る、ということが鮮度の良い魚介類を入手するコツです。
まとめると前浜商品は基本的に鮮度がよい、生産者の顔が見えるもであるということ。
しかし前浜だからといってすべて鮮度がよいというわけではないということ、
五感を使って見極めることが必要、ということです。