アカモクの味噌汁を作ったら美味しかった!下処理やレシピをご紹介します。

こんにちは!フィッシュコーディネーター( @osakana_neta )です。
アカモクという海藻をご存知ですか?

近年その成分が注目を集めています。

今日はアカモクの味噌汁を作ってみみました。

アカモクを味噌汁で食べてみた!

アカモクの味噌汁で食べてみました。

湯がいたアカモクを味噌汁に投入。

食べるとシャキシャキ、ぬるぬる、磯の香り。

これらが混然一体となって口の中に広がります。

旨いです。

味噌汁にするとぬるぬるで味噌がまとまります。

懸濁安定効果?というのでしょうか?

うちの息子はこれが嫌だそうです。

そんなに変わりない気もするのですけどね。

アカモクの下処理

アカモクを食べる時には下処理が必要です。

下処理といっても簡単です。

まずアカモクを流水で洗います。

たまに砂や貝の殻などが着いていることがあります。

また小さいエビやカニなどが付いていることがあります。アレルギーがある方はよく見て取り除きましょう。

洗ったら熱湯にくぐらせます。

あまり短いと臭みが出てしまい残ってしまいますし、長いとアカモクのうまみと栄養が溶け出してしまいます。

様子を見て30秒から1分ぐらいで引き上げましょう。

色が緑色に変わってから10秒から20秒が目安です。

そしてざるに取り水気を取ります。

これで下処理は終わりです。

アカモクの食べ方

下処理の終わったアカモクを調理していきます。

食べ方としては

  • 味噌汁
  • 酢の物
  • 麺つゆで食べる

などがおすすめです。

一応作り方もみていきましょう。

アカモクの味噌汁

下処理の終わった後、ある程度熱が冷めたら包丁で3cmぐらいに切ります。

これで味噌汁用のアカモクは関西後は味噌汁を作ってその中に入れるだけです。

味噌汁は豆腐などを入れても美味しいです。

好みによって他の具を入れてみてくださいね。

アカモクの酢の物

アカモクの酢の物もなかなかいけます。

下処理の終わったアカモクにカンタン酢を混ぜるだけです。

注意点としてカンタン酢は甘すぎるときがありますので入れる量は少しずつ入れてみてくださいね。

細かく刻んでソバに

また刻んでそばに入れても美味しいです。

食感を残したい時は3cmぐらいに切ります。

また、細かく刻んでもいいですね。

山芋とろろのように少しこねて入れるのもおすすめですよ。

おひたしに!ポン酢や麺つゆでそのままでも美味しい

アカモクを刻んでポン酢や麺つゆで食べるのもおすすめです。

私はこれが一番お気に入りです。

下処理の終わったアカモクを包丁で好みの大きさに切ります。

そしてポン酢や麺つゆをかけて食べるだけです。

また、細かく刻んで麺つゆを混ぜ、ご飯に乗せても美味しいです。ご飯が何杯も食べられます。

アカモクの保存方法

アカモクは海の植物です。

生のまま冷蔵で保管するときは一週間以内に食べきるようにしましょう。

たくさん保存しておきたい場合は冷凍がおすすめです。

冷凍する場合は一度茹でて先ほどの下処理をしてから小分けにして冷凍するのがおすすめです。

アカモクの生物分類は?

アカモクは生物分類でいうと

分類褐藻綱ヒバマタ目ホンダワラ科アカモクです。

北海道から日本全土に生育する、一般的な海藻です。

また、朝鮮半島から東シナ海にかけても生育しています。

ほんと、なんてことない海藻なのですね。

だからこそ、あまり注目されてこなかったのかもですね。灯台下暗し!

アカモクの旬は?

アカモクの旬は2月〜3月です。

これ以外の時期にも収穫されます。

しかし風味や粘り気、シャキシャキかんが良いのはやはりこの時期なのです。

アカモクの成長期は秋から冬です。

アカモクはこの成長した部分を食べるのですね。

アカモクの栄養

アカモクはアルギン酸という水溶性の食物繊維が豊富に含まれています。

すっきりに貢献しそうですね。

また、近年注目のフコイダンも豊富です。

アカモクの別名は?

アカモクは地方によって色々な名前で呼ばれます。

  • ギバサ(秋田県)
  • 銀葉草(山形県、新潟県)
  • ナガモ(新潟県)
  • ナガラモ(富山県)
  • マツモ

となっています。

地域によって微妙に形が違ったり、味が違ったりします。

個人的には新潟県の佐渡産が好きです。

アカモクの味噌汁を作ったら美味しかった!下処理やレシピまとめ

というわけでアカモクの味噌汁を作った話でした。

まとめると

  • アカモクの味噌汁はシャキシャキぬるぬるで美味しい
  • 味噌がまとまる
  • 下処理は洗って茹でる
  • 味噌汁やおひたしに
  • アカモクは茹でて冷凍保存出来る
  • 地方によって呼び名が変わる

ということでした。 ご参考になってくださいね!