バナメイエビの輸入産地

バナメイ海老の産地 バナメイエビは安くて 甘みが強いので 日本で人気のエビです。

世界最大の生産国は中国ですが 生産されたバナメイエビはすべて中国国内で消費されています。

そのため日本は東南アジア インドから輸入しています。

以前日本の最大の輸入国はタイでした。

しかしタイでは数年前に EMS という原因不明の病気によりバナメイエビを継続して育てることができなくなりました。

そこで現在では

  • インド
  • インドネシア
  • マレーシア
  • フィリピン
  • タイ

などから輸入しています。(まだタイからも輸入しています)

インドのバナメイエビ

2020年現在、日本のバナメイエビの最大輸入国はインドです。昔はタイだったのですけどね。

インドの人たちはエビをあまり食べないそうです。なので養殖しているエビは全てほとんど輸出用です。

インドネシアやマレーシアフィリピンではエビを結構食べるんですね。

タイでもエビを食べますね。

そうするとこれら諸国の所得が上がってきたり、シーフード人気が出たりして、自国内でのエビの消費量が増えています。

でもインドの人たちはあまりエビを食べない。こんなことがインドからの輸入が増える理由の一つでもあります。

数年前まではインドのバナメイエビというのは品質が悪くてほとんど輸入されていませんでした。

エビだと思って輸入したら中身が石だったというひどい話もあったそうです。

しかし最近はそういう話は聞かないです。

タイのバナメイエビ

元々日本はタイから多くのバナメイエビを輸入していました。しかしEMSというエビの病気が蔓延して、壊滅的な打撃を受けました。

そのため現在では日本の輸入量は少ないです。

ただ、近年その病気を克服し回復傾向にあるようです。

マレーシアのバナメイエビ

マレーシアのバナメイエビは日本の輸入量は数千トンで少ないです。

少ないですが マレーシアはほとんど海水養殖しています。

そのためバナメイエビが黒々として甘味が強いんですね。

バナメイエビが黒々としていると加熱た時に発色が赤い発色が強くなります。

そのためマレーシアのバナメイエビは日本で結構人気があるんです。