
こんにちは!食品業界に携わると、D+、というよりも言葉が出てきます。一般の消費者にも、ちょっとだけ関係がある話なので、ぜひご覧くださいね!
賞味期限のD +とは?
賞味期限におけるディープラスとは 「製造日プラス」という意味です。
つまり D +の D はday(デイ)という意味です。
製造日という意味があります。
例えば見積書の賞味期限の欄に「D+7」と書いてあったら、製造日を含めて8日間の賞味期限がある、ということになります。
賞味期限のD+(デイプラス)はなぜ必要か
それではなぜD+という表現が必要なのでしょうか。
これは製造してから お客さんの所に到着するまでに、差があるからです。
あまりないケースですが、製造した当日に納品できるエリアもあるとは思います。
翌日配送の場合は、賞味期限が短くなってしまう
例えば豆腐などをスーパーに卸している豆腐屋さんがあったとします。
豆腐は賞味期限が短いです。
この豆腐を当日配送できるエリアと翌日配送するエリアでは賞味期限に差がでます。
当日配送できるエリアが1日得ですよね。
なのでD+4とします。
これが見積書に「賞味期限5日」としてしまうと、翌日配送されたお店は「約束が違う」となってしまいます。
だって見積もりには「賞味期限5日」と記載されているわけですから。
賞味期限5日と書かれているのに、店に納品された豆腐の賞味期限を見たらあと4日しかない!
見積もりと違う!となりますよね。
なので、その差を賞味期限のカタログ値として、設定するのに、「D+○日」という賞味期限は都合がいいのですね。
これなら工場から出荷してから何日の賞味期限があります、という意味になりますので。
メーカーさんとしても言い訳しやすいですよね。
「作った時点では間違いなくD+4日だった。でも配送に1日かかってしまった」というわけです。
D+7だと、翌日到着のお店なら、着いてから7日間の賞味期限があります、という意味になります。
賞味期限のD+のまとめ
賞味期限のD+についてみてきました。
まとめると
- D+とは「製造日+賞味期限〇日」の意味
- D+という表現は納品できるタイミングに違いがあるための表現
ということになります。
参考にしてみてください。