高たんぱくの基準、定義とは?たんぱく質強化食品の基準とは?

最近ちくわなどにも表示されている「高タンパク」の表示。

これの基準がよく解らないので、調べてみました。

高たんぱくの基準、定義とは?

高たんぱくといえる基準定義は、

  • 100gあたり16.2g
  • 100キロカロリーあたり8.1g

このどちらかです。

また、一般に飲み物の場合は、

100gあたり8.1gです。(カロリー基準はなし)

たんぱく質強化の基準\消費者庁のページ参照

この基準があれば高たんぱくといえます。

高たんぱくを達成するには、2通りのパターンがあります。

単純にたんぱく質が多い

単純にたんぱく質が多い食材は高たんぱく食品といえます。

これはやはり肉類が多いです。

牛肉の赤身は100gあたり30gものたんぱく質を含みます。

これは文句なしに高たんぱく食品ですね。

カロリーと比較してたんぱく質が多い

また、カロリーと比較してたんぱく質が多い場合もあります。

白身の魚などですね。

最近販売されている高たんぱくちくわなどは、100gあたりのたんぱく質量が少ない…

と思ったら、カロリー基準なのですね。

たんぱく質強化食品とは?

また、似たような言葉にたんぱく質強化食品があります。

これはどのようなものなのでしょうか。

これも消費者庁が定めた基準により表示することが出来ます。

たんぱく質強化食品・飲料の基準

たんぱく質強化食品の基準は以下の条件をすべて満たす必要があります。

  • 100gあたり8.1g以上たんぱく質が強化されている
  • 通常より25%以上たんぱく質が強化されている

となっています。

また飲料は以下の条件をすべて満たす必要があります。

  • 100gあたり4.1g分以上たんぱく質が強化さている
  • 通常より25%以上たんぱく質が強化されている

となっています。

消費者庁のページ参照

というわけで高たんぱく食品についてみてきました。

たんぱく質は意外と摂取出来ないものです。

これを参考に上手にたんぱく質を補給してみてくださいね!