こんにちは。
2021年は塩数の子や味付けの数の子が高くなりそうです。年に一回しか食べないとはいえ家計には打撃ですよね。
そんな数の子が値上がりしている理由を3つご紹介します。
【この記事の概要】
- 2020年にコロナで漁に出れなかったので越年在庫が少ない
- 2021年は最低価格が決められてしまった
- 2021年そもそもニシン漁獲量が少なかった
ということです。
以下、詳しくみていきましょう。
コロナの影響で漁に出られなかった
まず2020年はコロナの影響で漁に出られないという水産会社がありました。ブリストル湾は漁に出たのはアイスクル社だけでした。なので、松前漬けなどに使う歯ごたえのある数の子がとても不足していたんですね。
2020年は2019年の在庫なども多少ありまだ良かったです。ところが2021年はその在庫もなくなり高値になってしまいました。
2021年はアイスクル社とシルバーベイ社の2社が操業しました。しかし他の水産業者の分をカバーするまでには至っていません。
というわけで価格が上がりました。
漁獲前に最低保証価格をきめた
またいつもなら水揚げしたものを入札で値段を決めていました。
ところが2021年は最低価格をまず決めてからそれから漁を始めました。
これはどうしても数を確保したい日本が足元を見られた形です。
なので最低でも最初に契約した値段以上で買わなければいけないので高くなってしまったんですね。
そもそもニシンが獲れない
そもそも2021年はニシンが不漁でした。北米からロシアにかけてニシンが不漁なのですね。
北海道では局地的に年々漁獲量が改善してきています。
しかし他の地区では不漁なんですね。
数の子が値上がりしている理由3つ!のまとめ
というわけで数の子が値上がりしている理由を3つご紹介しました。
まとめると
- 2020年にコロナで漁に出れなかったので在庫が少ない
- 2021年は最低価格が決められてしまった
- 2021年そもそもニシン漁獲量が少なかった
ということでした。
正月のおせちに欠かせない数の子今年は4割ほど高いかもしれません。
しかしカナダ産の一本物などはそこまで値段が上がってないので狙い目かもしれませんよ!
あと北海道産数の子も値段がそんなに変わらないのでおすすめです!