ニギス(メギス)とは?干物、煮付、フライで美味しい魚です。内臓も食べられる?

ニギスという魚がいます。

体長15センチほどの小さめの魚です。

キスに似ているので「似鱚」になった、と言われています。

また、新潟ではメギス、富山ではミギス、と呼ばれています。

ニギス(メギス)は焼いても煮ても、揚げても美味しい魚です。

ニギス(メギス)は干物、煮付け、フライで美味しい。内臓は食べられる?

メギスはごく新鮮なうちは刺身で食べることが出来ます。

しかし底引き網で泥ごと網に入ることと、鮮度落ちが早いので、あまり刺身では食べられません。

なので加熱調理として

  1. 干物にして焼いて食べる
  2. 煮付けつけて食べる
  3. フライにして食べる
  4. メギスの唐揚げ風炒め
  5. つみれ汁にする

など豊富なレシピがあります。

ニギスは小さい魚なので、加工の段階で内臓を取り除くのはとても大変です。

また、取り除いたものは手間の分、値段が高いです。

ニギスは内臓が入ったもの、内臓をとったもの、両方販売されています。

内臓もしっかりと加熱すれば食べられます。

しかし鮮度劣化が早いので、鮮度の落ちたニギスの内臓は食べない方がいうと思います。

ニギスのお腹には内臓や、エサのオキアミのようなものも入っています。
私は干物のニギスの内臓は、よく加熱してあれば、気にせず食べます。

それでお腹を壊したことはありません。

ただし、内臓やオキアミは鮮度が落ちやすいので、臭いが出ているなら、食べない方がいいと思います。

1.ニギス(メギス)の干物を焼き物で!

まずはシンプルにニギスの干物です。
これ、ホント美味しいです。干すことによって味が濃くなります。

キスよりも泥臭いと言うか、魚の味がします。

慣れてしまえば嫌な味ではなく、魚の味わいが感じられて、僕は好きです。

あまり干しすぎると焼いたときに固くなります。

一夜干しくらいが僕は好きですね。

レシピというほどのものはないのですが、

市販されているメギスの干物をグリルで焼くだけです。

これだけで絶品です!

2.メギス(ニギス)の煮付けレシピ

これも美味しいです。我が家のメギス料理の6割はこれです。

煮付けは簡単!

なぜ我が家での登場機会が多いかというと、「簡単だから!」です。

作り方は

  • ウロコをさっと包丁の峰で落とし、内蔵も頭も取らずに鍋へ。
  • 醤油、酒、砂糖、生姜を投入して煮付けます。
  • 細長い魚なので、すぐに火が通ります。
  • 片付けも鍋やフライパンを洗うだけなので手軽に料理出来ます。

お腹のなかにはアミエビがいたりします。

また時期によっては卵を持っていることもあります。

私は内臓も卵もそのまま調理して食べていますが、気になる人は取り除いてくださいね。

3.メギス(ニギス)のフライ レシピ

これが絶品なんです!

日本海側ではこれが名物となっています。

メギスのフライは途中までは天ぷらと同じ作り方です。

なので小さいもの、半分は天ぷら、半分はフライにしてもいいですね。

  1. メギスの頭を落とします。
  2. ウロコを包丁の峰でこそげ落とします。
  3. メギスを背開きにして、内臓を取り出します。
  4. よく洗います。
  5. 小麦粉をまぶし、溶き卵を付けます。
  6. パン粉をまぶします。
  7. 熱した油で揚げれば完成です。

ソースをかけるとメギスの風味が飛んでしまいます。

なので私は醤油をかけて食べます。

とても美味しいです。

家庭では油を使うのでハードルが上がります。

めったに我が家では出ません。

お店で食べるほうが多いですね。

また、スーパーの惣菜で売っていたりもします。

メギスの天ぷらは、新潟県の上越地域では「ソウルフード」のようになっています。

ちなみに以下のお店で食べることができます。

新潟県上越市 ホテル ハイマート お食事処多七

http://www.heimat.co.jp/sp/tahichi.html

地方にお出かけの際は立ち寄ってみてくださいね。

4.メギス(ニギス)の唐揚げレシピ~唐揚げ粉で簡単・美味しい!

メギスの唐揚げ、といっても唐揚げ粉を使えば簡単です。

頭と内蔵を取って、唐揚げ粉をつけ、フライパンで揚げ炒めします。

これも結構手軽で美味しいです。

家庭で作るにはフライよりこちらがおすすめです。

簡単で、しかも美味しいですから。

5.メギス(ニギス)のつみれ汁レシピ

メギスのつみれ汁も美味しいです。

自宅ですり身から作るのは大変です。

一応メギスのすり身からのつみれ汁の作り方としては

  1. メギスのウロコと内蔵、ヒレ、頭を取ります。
  2. 骨ごと包丁でたたいて細かくします。
  3. 2で作ったものをすり鉢ですっていきます。
  4. 卵、塩、小麦粉を入れ、粘りが出るまですります。
  5. 味噌を溶かしたみそ汁にすり身をスプーンなどですくって落としていきます。
  6. 火が通ったらネギを散らして完成!

生臭さを感じる場合はチューブのおろしショウガをすり身に加えましょう。

個人的は骨ごとメギスをすりつぶしたすり身が好きです。

みそ汁のつみれに入れた時に、若干骨が当たるのが好みです。

メギスの天ぷらレシピ

メギスの天ぷらの作り方をご紹介します。

メギスの天ぷらは、独特の風味があって、とても美味しいです。

  1. メギスの頭を落とします。
  2. ウロコを包丁の峰でこそげ落とします。
  3. メギスを背開きにして、内臓を取り出します。
  4. よく洗ってから、片栗粉やてんぷら粉をまぶします。
  5. 市販の天ぷら粉で作ったどろにくぐらせます。
  6. 熱した油で揚げれば完成です。

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日本海側ではメギスの生の自家製すり身がスーパーに並ぶことも!

富山県や新潟県などの日本海側ではスーパーでメギスのすり身が販売されていたりします。

しかも自家製だったりします。

メギスをひき肉を作る機械に掛けてミンチにし、塩と生卵で調味します。

この生すり身が美味しい!

これで味噌汁を作り、ネギをちらして食べたらもう他に何も要りません。

時期にならないと売っていませんし、ローカルなスーパーでしか売っていません。

もし欲しい方はコメントください。

時期になって、出回ったら教えます。

なんなら代行して買います。

メギスラーメン

新潟県の上越市ではなんとメギスをだしに使った、メギスラーメンを販売しているお店もあります。

食べログ:ラーメン春紀

https://tabelog.com/niigata/A1503/A150303/15017431/

私は2時間半並んで、2人前で売り切れて食べられませんでした。

次回トライしたいと思っています。

2019年追記:

念願かなって6月に食べることができました!

メギスラーメン

メギスラーメン。どんな味なのでしょうか?

味は、魚介系のスープに少しメギスの風味がする、というものです。

メギスラーメン2

ちょっとメギス感が弱い?!

個人的にはメギスの味が弱いと思いました。

でもここのマスターも臭みが出ないように苦心しているようです。

メギスラーメンのスープ

臭みが出ないように苦心している。

それにもともとメギスは出汁がでる魚、という感じでもありません。

なのでこんなものかな、これ以上メギスが全面に出ると、臭みがあるのかな、という感じでした。

メギスのつみれが浮かんでいたら面白いかもしれませんね。

日本海側でよく食べられているニギスという魚をご存知ですか?

底引き網などで漁獲される魚です。

ニギスというのが正式名称です。

メギス

ニギス。目がうるうるしています。

新潟の上越地方や富山などでは普通のキス(シロギス)よりも一般的です。

一方、キス(鱚)という魚は有名です。

一般的に「キス」といえば、シロギスのことを差します。

また、日本近海、あるいは世界中にキスの仲間が生息しています。

日本ではキスは夏になると産卵のため、海岸に近づきます。

そのため海岸からの投げ釣りでも漁獲されます。

また通常は底引き網で漁獲されます。

そんなニギスとキスですが食べ方や見た目が良く似ています。

煮付けたり、フライにしたり、天ぷらにしたり。

でもこれらはかなり違う魚なのです。


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ニギスとキスの違いは?

それではニギスは、キスとどのように違うのでしょうか?

もともとニギスは、キスににているから似鱚(ニギス)になった、といわれています。

ということはキスの仲間なのでしょうか。

しかし生物学的には違う魚です。

ニギスとキスの生物学的違い
  • シロギス(キス)= スズキ系 スズキ目 スズキ亜目 キス科 キス属
  • ニギス(メギス)=      ニギス目 ニギス亜目 ニギス科 ニギス属

こうしてみると、「目(もく)」からして違いますね。

これがどのくらい違うのでしょうか。

変な例えですが、人とオランウータンを比べてみますね。

  • ヒト=サル目ヒト科ヒト属
  • オランウータン=サル目ヒト科オランウータン属

こんな感じです。

ヒトとオランウータン以上に離れていますね。

また、メギスは背中の後方に脂ビレがあります。

そのため石川県漁連さんの資料では「大きく分けると鮭の仲間」と書かれています。

非常に似ている魚ですが、もはや全然別の種類の魚、といっていいかもしれませんね。

メギス(ニギス)の旬の時期は?

メギスは基本的には一年中獲れます。

ただし、7月から8月にかけては底引き網が禁漁となります。

なのでその時期はメギスはほとんど出回りません。

干物や冷凍物はありますけどね。

秋になるとまた底引き網の生メギスが出回ります。

9月は漁師さんは他に獲る魚もないのでこのニギス(以下メギス)を狙います。

だから、9月の市場はメギスでいっぱいです。

ぜひその時期に味わってみてくださいね。

メギスの主な水揚げ県としては

  • 石川県
  • 新潟県
  • 富山県

などがあります。

ニギス(メギス)の値段は?

たくさん水揚げのあるときはびっくりするような安値で取引されます。

ただ、あまりに大量に漁獲されて、価格が暴落すると、加工業者さんがまるごと買っていくので、底値は決まっています。

小さいサイズ、15㎝くらいのものは5尾で198円などと激安で売っているのを見かけます。

もう少し大きい中型のものでも5尾で298円くらいです。

どちらにしても水揚げのある近くのスーパーやお魚屋さんでは激安で販売されています。

ニギスの地方名呼び方色々

ニギスの地方名について少しふれます。

  • トンコロ(山陰)
  • メギス(新潟、静岡)
  • ミギス(富山)

など、各地で色々な呼び方があるのですね。

美味しいメギスという魚について!のまとめ

というわけでメギスについていろいろ見てきました。

最後にまとめると

  • メギスは正式には「ニギス」という
  • 北陸や新潟県などで主に水揚げがある
  • メギスはキスとはほど遠い魚
  • メギスの食べ方としてはフライ、天ぷら、つみれ汁、唐揚げ、刺身、変わったメニューではメギスラーメンがある。
  • 旬は9月以降~初夏の前まで
  • 値段はとても安い

ということでした。

水揚げ地から遠いとなかなか味わえませんね。

ぜひ新幹線などを利用して、北陸や新潟へ行ってみてくださいね。

メギスはお取り寄せもできます。

下のショップのメギスはちょっと固めに干しています。

軽く炙って酒の肴に最高です。

下のショップでは一夜干しのメギスを取り扱っています。

一夜干しなので焼いてもやわらかいです。

また、唐揚げにもできます。

こちらのほうが個人的にはおすすめ!


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