春になると出てくる、めかぶ。
今日はこの「めかぶ」についてみていきます。
めかぶとは?ワカメの成長部のこと!
めかぶとは、ワカメの成長部のことです。
根っこに近い部分で、ここから成長していくのですね。
漢字で書くと「芽株」ですね。
若芽(わかめ)の株元、という意味です。
よく「めかぶ」という海藻があると勘違いされることがあります。
めかぶはワカメの一部なのです。
めかぶの栄養は?
めかぶはアルギン酸やフコイダンなどの水溶性食物繊維を豊富に含みます。
特にフコイダンは海藻に多く含まれます。
また、ワカメよりもエイコサペンタエン酸(EPA)などの不飽和脂肪酸を多く含みます。
ミネラルも多いそうです。
ぬめりが多く、いかにも健康に良さそうですね。
めかぶと昆布の違いは?
めかぶと昆布はどちらも海藻で似ていますが違う植物です。
めかぶはワカメのことですし、昆布は昆布ですね。
昆布にも同じような部位があります。かしらや、根昆布などと呼ばれる部分です。
めかぶが出回る時期は?
めかぶが出回る時期は春先が多いです。
ワカメの収穫時に出る副産物のようなものです。
なのでワカメの新物の時期に多いのですね。
めかぶの食べ方
めかぶはお湯にくぐらせます。
ぱっと明るい緑色に変化します。

こうして調理に使います。
苦味が気になる場合は長めに茹でます。
めかぶにネギを乗せて
湯通ししためかぶを細長く刻みます。
くさみ消しに刻んだネギを乗せます。
醤油やポン酢をかけていただきます。
めかぶを練ってご飯にかけて食べる
また、湯通しして、細切りにし、麺つゆを入れてよく混ぜます。
そしてご飯に乗せて食べることもあるそうです。
めかぶの保存方法
めかぶは生のままですと、傷みやすいです。
さっと湯通しして冷蔵庫で数日保存できます。
また、めかぶは冷凍保存出来ます。
湯通しして刻んでから冷凍します。
3ヶ月を目安に食べ切りましょう。
めかぶとは?栄養や、昆布との違いまとめ
というわけでめかぶについてみてきました。
まとめると
- めかぶとはワカメの成長部のこと
- めかぶは水溶性食物繊維を多く含む
- めかぶと昆布は違う海藻
- めかぶは湯通しして使う
- 刻んで醤油などをかけて食べる
- めかぶは冷凍保存も出来る
ということでした。
ご参考になさってくださいね!