日本酒でご飯を炊いてみました。
なんとバカなことを、と思われるかもしれません。
考えてみれば、パエリアという地中海の料理は、白ワインを入れますね。
これは米に味を付けるというよりも具の味付け、という意味合いがありますけどね。
でも全水分量の20%近くワインを入れるので、出来上がりのパエリアも当然白ワインの風味がします。
それならば、日本人なら日本酒だ、という発想です。
とにかくやってみたかったので、やってみました。
本当は余ったお酒があればよかったのですが、家にはお酒を在庫しない主義でして。
仲間で飲もうと思っていた純米酒を使いました。
思い立ったが吉日です。
日本酒でお米を炊く準備
日本酒でご飯を炊く前に、米を研がなくてはなりません。
この時はさすがにもったいなくて日本酒では研げませんでした。
普通に水で研ぎましたね。
米を研ぎ終わったら分量の日本酒を投入。
泣く泣く高い日本酒を。
米1合だけど結構入りますね。
まだ入るのか?と不安に。
子供たちは食べないだろうから、この分だけ鍋で炊くことにしました。
鍋で米を炊くことに
小さい鍋に少しのお米とお酒を入れて炊きます。
始めちょろちょろ、中ぱっぱという感じで炊いていきます。
ん?なんか焦げ臭い…
おこげ、というより、焦げちゃっています。
なのでちょっと早いけど、食べることに。
米を日本酒で炊いてみたお味は?
お米を日本酒で炊くとどんな味になるのでしょうか。
そんな素朴な疑問に端を発した今回の挑戦。
いったいどんな味になったのでしょうか。
結論!お酒の香るご飯!
結論から言うと、「お酒の香るご飯」です。
そのまんまというか、意外性も何もありません。
お酒を飲んだ締めの食事としては、ちょっと気持ち悪くなりそうです。
なので、日本酒は香りづけ程度にして、水を入れたり、他の具を入れたりするのがよいと思います。
日本酒で炊いたご飯のレシピを考えてみた
日本酒でお米を炊くだけだと、意外性が無いので、ホテル経営をされている方と一緒にいろいろディスカッションしてみました。
その方いわく、「日本酒だけだと 金額が高くなりすぎるので 麹などを入れると良いと思う」というお答えでした。
あとは薄味の魚などを炊き込むのもいいと思います。
語呂合わせじゃないですが、「鮭と酒」で鮭の炊き込みご飯を作るのも話題的にいいかもしれませんね。
パエリアのようにもっといろいろな具を入れて炊き込み、日本酒で香りづけするのもいいと思います。
パエリアの白ワインを日本酒にするイメージですね。
ムール貝の代わりにハマグリなどを使ったり。
白身魚の代わりに鮭を使ったり。
サフランの代わりにネギやショウガも面白いと思います。
日本酒オンリーで炊くと日本酒の香りが強いです。
こうやっていろいろな料理に挑戦するのって面白いものですね。