日清のカップヌードル。
値上しても小売店が販売価格を上げてもらえなかったようです。
そのため日清は小売店に販売価格を上げるように要求した、という記事です。
公正取引委員会は、独占禁止法で禁じている「再販売価格の拘束」にあたるおそれがあるとして、近く、日清食品を文書で警告する方針を固めたということです。
NHKオンラインより記事引用
これ、日清がかわいそうな気もします。
小売店からの要請があって小売価格を上げるように要請したのだと想像するからです。
われわれもよくお客様から、「A商品、Bというお店ではこんなに安く売っているじゃないか!」といわれることがあります。
そんなときは「販売価格まではこちらで指定できません」とお伝えしています。
それでも「それをコントロールするのが川上(卸やメーカー)の仕事だ」といわれることがあります。
そう言われると、卸の身としては困ってしまいます。
なので、これはきちんと事情を調査した上で対応していただきたいと思います。
具体的には以下のことを調査してもらいたいです。
- 不当に安く販売しているお店
- 他店の安売りにクレームをつける小売店があったのか
ということです。
これは日清単独でこういうことになったとはどうしても考えられないのです。
背後に小売店のクレームがあったように感じます。