のどぐろをご存知ですか?
アカムツという魚の別名です。
テニスの錦織圭さんが、ウィンブルドン大会後「日本に帰ったらのどぐろを食べたい」と発言されてからさらに人気に火がつきました。
一般的には馴染みがないですよね。
普通の磯釣りでも釣れないし。
また、名前は聞くけど見たことがないというかたは結構いらっしゃいます。
はい、こちらです。
というわけでこの記事の概要を紹介します。
- 旬は秋から冬にかけて
- のどぐろの正式名称はアカムツ
- のどぐろの名前の由来は?
- 産地は日本海、韓国
- のどぐろは上品な脂が美味しい魚
- のどぐろは大きいものが美味しい
- 食べ方は刺し身や焼き物、煮付けなど
ということです。
さっそくみていきましょう!
のどぐろの旬は?
のどぐろ(アカムツ)の旬は、9月から冬にかけてです。
一年中獲れますが、 9月以降のものが脂が乗っていて美味しいです。
のどぐろ、正式名称はアカムツ!ムツとの違いは?
のどぐろとは、アカムツのことです。
標準和名をアカムツといいます。
ウィキペディア「アカムツ」によると、
のどぐろ(アカムツ)は、
- スズキ目
- スズキ亜目
- ホタルジャコ科
という分類です。
暖海性魚類とのことです。スズキの仲間、というのは意外ですね。メバルっぽいと思いました。
アカムツといいながらも、ムツとは少し違う魚です。
ムツは
- スズキ目
- スズキ亜目
- ムツ科
の魚です。
同じスズキ目なのですが、科が違います。
のどぐろの名前の由来は?アカムツだと素通りされる…
それではのどぐろの名前の由来は何でしょうか。
口を開けると、のどの奥が黒いので「のどぐろ」と呼んでいます。
正式にはアカムツです。
なので販売名は「アカムツ」にしておかないと、表示違反になってしまいます。
両方併記してあればありがたいですね。
アカムツ表記だと「のどぐろ」だと気づかれない…
アカムツよりのどぐろの名前の方が有名ですよね。
「アカムツ」と表示して売っているのを見て、ノドグロと気がつかずに素通りされることもあります。
「のどぐろ」ですよ、と教えてあげると「のどぐろのことなのね!」驚かれる方もいらっしゃいます。
のどぐろの産地は?日本海、韓国産も!
のどぐろの産地としては日本海側が有名です。
- 山口県
- 島根県
- 兵庫県
- 北陸三県
- 新潟県
などが挙げられます。
また韓国産もあります。
韓国産は脂ののりが良いことで評判です。
でも太平洋でも獲れるようです。
のどぐろの漁獲方法は?
のどぐろは底引き、刺し網、延縄、釣りなどで漁獲します。
のどぐろの旬
のどぐろは秋から冬にかけて脂がのって美味しくなります。
のどぐろ(アカムツ)の美味しさは?脂がのり、上品な身質で皮まで旨い!
のどぐろはとても脂がのった魚です。
大きいものは干物にすると脂がギトギトになります。
しかし嫌な脂ではなく、上品な脂です。
のどぐろ(アカムツ)の選び方。北陸や韓国産が美味しい
それでは美味しいのどぐろの選び方をご紹介します。
のどぐろは大きいものが美味しい
のどぐろは一般的には大きいほうが脂がのっています。
1尾100gなど小さいものは脂が少ないです。(小さくても脂ののっているものもあります)
出来れば200g以上のものを選びましょう。
400g以上のものはかなり脂がのっています。
のどぐろは産地によっても美味しさが違う
のどぐろは、産地によっても脂ののりが違います。
美味しい産地は
- 北陸
- 新潟
- 韓国
ですね。
もちろんこれ以外の産地でも時期や選別で美味しいこともありますよ!
旬に買う
のどぐろは9月以降の旬が美味しいです。
のどぐろの値段は?
のどぐろは高級な魚です。
小型のものは姿で、100g298円位で販売されています。
また、大型のものは姿で100g700円位で販売されています。
とても高いですね。
のどぐろ(アカムツ)の食べ方
のどぐろは、刺身や寿司でも美味しいですし、焼き物、煮付と何でもござれの美味しい魚です。
開いて干物にしてもおいしいですよ。
干物にすると旨くなる!のどぐろ
干物にすると適度に水分が抜けて旨味が凝縮します。
それを焼いて食べると脂がじゅわっとしみだしできて、身がホロホロと崩れてとても美味しいです。
のどぐろの旬は?選び方のコツ、食べ方などまとめ
というわけで、のどぐろについてみてきました。
まとめると
- のどぐろの正式名称はアカムツ
- 旬は秋から冬にかけて
- 産地は日本海、韓国
- のどぐろは上品な脂が美味しい魚
- のどぐろは大きいものが美味しい
- 食べ方は刺し身や焼き物、煮付けなど
ということでした。
ぜひ味わってみてくださいね!