パン粉の電極式と焙焼式の違い、使い方など

パン粉には焼き方の違いがなどはあります。パンを焼くのに電極式と焙焼式があります。

今日はこれら焼き方の違いによる品質の違いを解説したいと思います。

焙焼(ばいしょう)式パン粉の特徴

パン粉の焼き方の一つに焙焼式というのがあります。

これは通常のパンを焼くのと同じく、外側から焼き上げる方式です。

焙焼式は衣がサクサクで口当たりはソフトになります。そして耳が混ざることで香ばしくなるそうです。

以下、富士パン粉工業様のページより引用です。

焙焼式はガスオーブンを使用し、パンに焼け目を付けます。これにより、一般に食パンと呼ばれるようなふっくらとした山型のパンができます。
焙焼式パン粉はソフトでサクサクした食感が特徴的で、口に含むと香ばしい風味が広がります。

https://fujipanko.com/process/
富士パン粉工業様のページより引用

また、耳の部分も入るので色が混ざります。

電極式パン粉

パン生地に交流電極を付けて電気で加熱します。この方法だと均一にパンが焼けます。
しかも耳ができないので、焼きムラがありません。

以下、富士パン粉工業様のページより引用です。

電極式は生地を入れたケースに通電させて焼成を行います。
焙焼とは異なり、焼け目のない蒸しパンのような状態のパンができます。
電極式パン粉は、シャープで均一な形状が特徴で、カラッとした油切れの良さを感じられます。

https://fujipanko.com/process/
富士パン粉工業様のページより引用

蒸しパンのようなものなので、水分が残ります。
その水分が揚げたときに油と置き換わります。
そしてカラッとした揚げ上がりになるのですね。

その後乾燥させなければ生パン粉、乾燥させると保存性の高い乾燥パン粉となります。