昆布茶。

昆布茶ってご存知ですか?

お湯にちょっと味のついた昆布を入れて3分ほど待ちます。

羅臼昆布で作る昆布茶が美味しい!

この昆布茶、羅臼昆布で作ったがとても美味しいです。

旨味と甘みがあります。

そして最後に昆布を食べるのが幸せです。

昆布茶。
湯飲み茶わんに昆布を入れて作る

 

羅臼昆布はなかなか手に入らない?!

羅臼昆布は荷割制限されているそうです。

つまりよそ者が買おうとしても買えないということですね。

もう仲卸への行き先が決まっています。

近年では作る人の高齢化が進み、生産量も落ちているようですね。

昆布は1年以上保存できる。しかし価格は安くなる。

昆布は基本的に低温貯蔵しています。

と言っても真昆布は3年が限度だそうです。

また利尻昆布は2年の保存が限界です。

NHK で「古い昆布が美味しい」と言っていました。

長昆布は一年寝かせるとトロトロに柔らかくなります。

実際私もヒネの昆布をお客さんに試食してもらったことがあります。

そのお客さんは「非常に柔らかくて美味しかった!」と言っていました。

その商談はもちろん上手くいきました。

しかし業界ではヒネ(昨年のもの)は安く買い叩かれるんですね。

なので逆に一年ものは安くて美味しいくて、おすすめです。

昆布は3年分の在庫を持つ、と言われています。

昆布は価格の上下動が激しく、春から秋にかけてとれたものを売っていては利益が出ないそうです。

そのため通常の商売では考えられないような、3年もの在庫を持つのですね。

金利の高かった頃の仕入は本当に大変だったそうです。

現在は金利が安いのにで仕入れしやすいです。

そして今昆布の状況はと言うと裾物と呼ばれる二級品、三級品の価格が上がっています。

これは粉末にしたり出汁昆布にするので 人気が出て価格が上がっています。

羅臼昆布は断面からだしが出る!

昆布というのは断面から出汁が出ます。

そのため切れば切るほど出汁が出ます。

昆布茶に使う羅臼昆布を味噌汁や、カレーに刻んでそのまま入れると美味しくて、栄養があり、おすすめです。