スケソウダラをご存知ですか?

たらの仲間です。

スケトウダラとも言いますね。

スケソウダラは

  • タラ目
  • タラ科
  • スケトウダラ属

の魚なんです。

「すけそう」と呼ぶ地域もありますね。
肉食の大食漢として知られています。

肉食なので、寄生虫がいます。

すりみにすると粘りが出るので、蒲鉾の原料として重宝されています。
すり身に向く魚は数が限られるので、貴重な魚種ですね。

スケトウダラ(スケソウダラ)の食べ方は?

富山県近辺の沿岸では「タラ汁」が有名です。
これはこのスケトウダラをぶつ切りにして、大根、人参、ネギなどと一緒に煮込んだものです。

我が家では昔祖母がよく作ってくれていました。

また、煮付けや甘露煮、塩焼き、塩焼きでも美味しいです。

スケトウダラ(スケソウダラ)のレシピ

スケトウダラはいろいろな料理に使われます。

ここでは私が食べてきたスケトウダラ料理をご紹介します。

タラ汁のレシピ

富山県で有名なタラ汁。

富山の朝日町の国道8号線沿いにはタラ汁のお店が両脇に並んでいます。

私も子供の頃、真冬に海の塩水を被りながら車を走らせ、食べにいったことがあります。

その時の味の記憶は忘れました(笑)

我が家でも昔おばあちゃんがよくこのタラ汁を作ってくれました。

そんなおばあちゃんのタラ汁レシピをご紹介します。

  タラ汁のレシピ

  1. スケトウダラのお腹を捌いて内臓を出します。頭、白子やたらこも入れると美味しいです♪
  2. エラ、ヒレやウロコを取り除きます。
  3. 頭と身に味噌を塗り、3時間ほど冷蔵庫で漬けこみます。こうするとタラの身に味噌の味がしみ込んで美味しくなるそうです。
  4. 漬けこんだ身と頭、白子、たらこを鍋に入れ、大根、人参、ネギ、だしなどを入れて煮込みます。
  5. アクを取り除きながら煮込みます。
  6. しばらく煮込んだら味をみてみます。
  7. スケトウダラを漬けこんだときの味噌味だけでは足りないと思うので適宜味噌を足してください。
  8. 身が崩れるくらいになったら完成です。

内臓は消化器官以外は食べられます。好きなら入れても良いでしょう。

内臓には白いツブツブした寄生虫がいますが、煮込んでしまえば大丈夫です。

昔は寄生虫が気持ち悪くて食べられませんでした。

まあ、食べてはいましたけどね。除けきれないので。

味はタラの味しかしません。

スケソウダラを味噌漬けにしてから味噌汁にする

我が家のおばあちゃんはタラの切り身を一旦味噌で漬けて、それから味噌汁をつくっていました。

そうしたほうが身が締まっておいしいとのことでした。

また、スケソウダラは身が崩れやすいので、味噌を先に入れるという意味合いもあったのでしょう。

スケソウダラは内臓から頭までまるごと食べられる!

私の実家では冬になるとおばあちゃんが、スケソウダラの味噌汁を作ってくれました。
頭から内臓、しっぽまでみんな一つの鍋に入ったタラ汁はとても美味しく、骨もしゃぶって食べたものです。

目玉もしゃぶって周りのゼラチン質も食べます。

内臓についている寄生虫も、そうとは知らずに食べていました。

タラ汁に釣り針が入っていた!

昔はこのタラ汁のスケトウダラの頭を食べていると、口のあたりから釣り針が出てきました。

釣り針が出てくると子供ながらにうれしかったものです。

父親も「お!当たりだ!」と言ってくれました。

タダで釣り針、しかもタラを釣った釣り針が手に入ったのですから、興奮しました。

今だと異物混入とかでクレームになっちゃいますね。

でも不思議と釣り針でケガをした、という話も聞きませんでした。

それだけ上手にタラ汁を食べていたのだと思います。

・・・・

楽しかったなあ。

今なら「異物混入」として問題になりますね。特に釣り針は危険なので大きな問題になります。

神経質な時代になったものです。
楽しかったですよ、昔の方が。

また食べたいなあ。そういう豪快な味噌汁を。

わざと釣り針を仕込んでいた?!

ずっと後年になってベテランのお魚屋さんに話を聞くと、「釣りタラだと高く売れるからって、わざと釣り針を仕込んだこともあったなあ~」ということでした。

まあ、子供にはうれしい演出でしたよ!

棒だらの甘露煮

棒だらといって、スケトウダラの頭と内臓を取り除き、堅く干し上げた保存食があります。

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これも新潟や富山の山間部で昔から食されてきました。

カチカチの棒だらは水で戻すのに3日くらいかかります。

流水に漬けて3日かけて戻します。

戻ったタラを醤油、砂糖、酒で甘しょっぱく煮付けます。

これがタラの甘露煮です。

新潟県上越市の直江津駅前にあるホテルハイマートさんで提供している駅弁「鱈めし」はこのタラの甘露煮が入っています。

昔は富山、新潟などの日本海側で水揚げが豊富だったそうです。

だからいろいろなスケトウダラの料理が発達したのですね。

しかし近年ではスケトウダラはほとんど獲れません。

名物のタラ汁や棒だらは北海道や東北の原料を使っています。

スケソウダラのフライは硬くなる

スケソウダラは白身魚なので、フライにしても美味しいです。

ただし、脂肪が少ないので、揚げすぎると硬くなります。

スケソウダラの塩焼き

スケソウダラの塩焼きも美味しい、ということで、ホイルに包んでフライパンで焼いてみました。

スケトウダラ(スケソウダラ)の栄養・実は高たんぱく低カロリー食材!

スケトウダラは脂ののりは良くありません。

しかしうま味が豊富なので美味しい魚です。

また高タンパクで低カロリーなので、筋トレ中の方やダイエット中の方に最適です。

例えばたんぱく質が豊富そうな他の食材と比べてみましょう。

たんぱく質豊富な食材色々比較~
  • 卵白(生):たんぱく質 10.5g/100g中 エネルギー47kcal 1kcalあたりのたんぱく質 0.21g
  • ささみ(ゆで):たんぱく質 29.6g/100g中 エネルギー134kcal 1kcalあたりのたんぱく質 0.22g
  • 牛肩(生) :たんぱく質 20.2g/100g中 エネルギー201kcal  1kcalあたりのたんぱく質 0.10g
  • 牛肩ロース(脂身付き・生):たんぱく質 13.8g/100g中 エネルギー411kcal  1kcalあたりのたんぱく質 0.03g
  • 豚肩ロース(脂身付き・生):たんぱく質 17.1g/100g中 エネルギー253kcal  1kcalあたりのたんぱく質 0.06g
  • スケトウダラ(生):たんぱく質 17.4g/100g中 エネルギー83kcal  1kcalあたりのたんぱく質 0.20g

出典「日本食品標準成分表2015年版(七訂)から筆者作成 文部科学省「日本食品標準成分表2015年版」https://fooddb.mext.go.jp/

ということで、スケトウダラの1kcalあたりのたんぱく質は0.20gと、普通の美味しい豚肉や牛肉に勝ります。

卵白やささみにも負けていない低カロリー・高たんぱくな食材ですね。

さらにスケトウダラは必須アミノ酸がバランスよく含まれているので、吸収されやすいです。

スケトウダラは筋トレやダイエット中の方に最適な食材ですね。

スケトウダラ(スケソウダラ)の旬の時期は?

スケトウダラの旬はいつなのでしょうか?

スケトウダラは秋から冬にかけてが旬です。

秋は産卵に向けて栄養を蓄えるので、美味しくなります。

秋がひとつの旬ですね。

冬のスケトウダラは卵や白子があります。

身がしまって卵や白子がある冬場も旬といえます。

昔は日本海でたくさんスケソウダラが獲れた!

昔は日本海沿岸、富山から新潟にかけてスケソウダラが大量に獲れていたそうです。

それゆえ今でも冬にタラ汁を食べる習慣があるんですね。

いまはほとんど獲れなくなって、三陸方面からの入荷になっています。

韓国ではスケソウダラ国民の魚!

韓国ではスケソウダラは国民の魚と呼ばれる、とても身近な魚だそうです。

スケトウダラ(スケソウダラ)の食べ方・レシピ・栄養まとめ

というわけでスケトウダラについてご紹介しました。

スケトウダラはマダラよりも味が淡泊だといわれます。

でもいろいろな美味しい食べ方も存在します。

タラ汁やタラの甘露煮などですね。

小さいものは丸干しにしてさっと炙って食べても美味しいです。

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また、高たんぱく・低カロリー食材で、必須アミノ酸がバランスよく含まれています。

なのでダイエットや筋トレ中のメニューにもいいですね。

また、スケトウダラの旬の時期は秋から冬にかけてです。

寒い季節にスケトウダラのみそ汁、試してみてくださいね!

富山県の朝日町へ行って味わうのもいいですよ。