こんにちは!フィッシュコーディネーター( @osakana_neta )です。
サーモンとはサケ科全般を指す英語名です。サーモンの種類は色々あります。
また、日本で「サーモン」というと主に日本で獲れないサケ科の魚をいうようです。
日本で穫れる鮭類は紅鮭、秋鮭、鱒などと和名が当てはめられていますから。
そんなサーモンにはどのような種類があるのでしょうか。さっそくみていきましょう。
アトランティックサーモン(大西洋さけ)
日本でサーモンというと、こちらをイメージする方が多いです。
アトランティックサーモンは水産業界では「アトラン」と略して呼ばれます。
大西洋さけというだけあってヨーロッパ原産です。
大型になるサケで太平洋のキングサーモン、大西洋のアトランティックサーモンです。
主に刺身で食べられています。
一部ノルウェーから空輸もされていて、こちらは生サーモンとして人気があります。
トラウトサーモン(ニジマス)
トラウトサーモンはニジマスの海型です。
淡水で生活しているとニジマスと呼ばれます。
こちらも日本ではサーモンと認識されています。
刺身で販売されています。
アトランよりも安価で販売されています。
また、アトランより小型です。
コーホーサーモン(銀ざけ)
いわゆる銀ざけのことです。
日本では銀ざけが北海道などで稀に漁獲されます。チリ産の養殖物の方が有名ですよね。
ソーカイサーモン(紅ざけ)
ソーカイサーモンは紅鮭のことです。
紅鮭も北海道でたまに獲れます(2023年は割りと水揚げがありました)。なので日本名で呼ばれる事が殆どですね。
キングサーモン(ますのすけ)
キングサーモンに関しては サーモンキングサーモンと「サーモン」を付けて呼ぶことが多いですね。
マスノスケという日本名よりキングサーモンの方が貫禄がありますしね。
チャムサーモン(シロサケ)
シロサケは英語ではチャムサーモンと呼ばれています。
まぁ一応サーモンですが日本では秋鮭や新巻鮭などと呼ばれていますね。
サーモンの中で刺身で利用されるものは?
サーモンに関してはアニサキス対策をしっかりしていればすべて刺身で食べられます。
リスクの低いものは養殖のものですね。
天然物でもマイナス20℃以下で24時間冷凍するとアニサキスは死滅します。
なのでこのようなものを選びましょう。
サーモンの種類いろいろまとめ
というわけでいろいろあるサーモンの種類の解説でした。
サーモンはサケ科全般を指す言葉です。また日本ではマスとして扱われる魚もサーモンと呼ばれている場合もあります。ということです。