こんにちは!
数の子はニシンの卵です。
そしてニシンの仲間は北半球の寒い地域に生息しています。
それらの産地によって数の子の味は変わってきます。
卵を産み付ける場所が砂地だったり岩場だったり、その違いで数の子の食感が変わってくるんですね。
そんな産地による数の子の味と食感の違いについて、解説します。
数の子産地別ランキング!概要
それでは結論、ランキングをご紹介しますね!(独断と偏見です)
- 1位 北海道産 パリパリとした食感、適度な脂ののり
- 2位カナダ西海岸 北海道に近く、場合によっては北海道産の数の子よりも評価が高い
- 3位アラスカ産 ガリガリとした硬い食感。松前漬けなどに喜ばれる
- 4位ロシア産 北海道の数のことをほとんど一緒だが脂が強い
- 5位 カナダ東海岸 シャクシャクとした柔らかい食感
ということです。
産み付ける場所による卵の違いに関してはこちらの記事をご覧ください
さっそく詳しくみていきましょう!
5位カナダ東海岸産
カナダも、西海岸と東海岸では全然食感が違う、という話をしました。
東海岸のものは業界ではイースト(東)、と呼ばれています。
こちらは卵が弱く、シャクシャク、といった食感です。
最近はこのイースト物の味付きが大人気です。
多少食感が弱いですが、価格が安いので、売れています。
4位ロシア産
パリパリとした食感です。
ロシアのニシンは北海道のニシンと同じ系統の魚です。
昔はこの魚群が北海道や日本海側に来ていたと考えられています。今は温暖化の関係か、北海道にはあまり来なくなりました。
ただ近年は北海道でもニシンの漁獲量が増えてきています。
ロシアの数の子は皮が薄く、脂のノリが良いです。
その脂がノリすぎてパラパラと崩れる感じがあります。
粒自体は固いのですが、粘着が弱いのですね。
この卵がバラけるところがちょっとネックです。市場での評価は4番手くらいです。
3位アメリカ・アラスカ州ブリストル湾産
松前漬けなどに利用されるのが ことが多いのがアラスカ産の数の子です。
アラスカ・ブリストル湾産の数の子は食感がとても良いので3位にしました。
アラスカ・ブリストル湾の数の子はガリガリと、カナダよりも固めのイメージです。
大きくて見栄えの良い数の子です。
アメリカ・アラスカ州シトカはカナダに近い食感!
同じアメリカのアラスカ州でも、シトカはカナダとの国境に近いです。
そのため、次に紹介する、カナダに食感がとても近いです。
というか、魚に国境はないので、同じ魚です。
2位カナダ太平洋(西海岸)
さて、二番目に人気なのが カナダの西海岸の数の子です。
最近では北海道産が獲れなかったこともあり、このカナダの西海岸の数の子がが「本ちゃん」と呼ばれ一番評価が高かったです。
カナダの西海岸の数の子はバリバリの食感です。
なので、近年はこのカナダの数の子が最高の品質、とされています。
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カナダの太平洋(西海岸)の味付け数の子は以下からどうぞ。
1位北海道産
市場での評価が一番高いのは北海道産の数の子です。
北海道の数の子の食感はパリパリとした食感です。
日本人はこの北海道産のパリパリとした食感が好きです。
なので市場の評価も 一番高いですね。
どうして市場の評価が高いかというと、
もともとこの数の子を昔から食べてきたからということが挙げられます。
この数の子が美味しさの基準になったのでこの味が一番になったとも言えます。
やはり国産の数の子が一番人気があります。
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国産(北海道産)の数の子は以下からどうぞ!
順位付けは私の独断と偏見です。参考にしてみてくださいね!
数の子の産地による違いまとめ
というわけで世界中の数の子の、産地による違いを独断と偏見で順位付けしました。
以下、私の独断と偏見によるまとめ順位です。
- 1位 北海道産の数の子パリパリとした食感、適度な脂ののり
- 2位カナダ西海岸の数の子 北海道に近く、場合によっては北海道産の数の子よりも評価が高い
- 3位アラスカ産の数の子 ガリガリとした硬い食感。松前漬けなどに喜ばれる
- 4位ロシア産の数の子 北海道の数のことをほとんど一緒だが脂が強い
- 5位 カナダ東海岸の数の子 シャクシャクとした柔らかい食感
ということでした。
この記事を参考にして数の子を選んでみてくださいね!それではまた!
美味しい数の子はこちらからどうぞ。↓
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