新潟で鮭を切る切り方をご存知ですか?
新潟では鮭を四角く切ります。

お餅のような切り方なので「もち切り(もちぎり)」とも呼ばれています。
こね『もち切り』通称『新潟切り』が県外では見られないのが、未だに不思議…
┐(・A・)┌ pic.twitter.com/ra0tLFxPnZ— 万代島鮮魚センター【公式】 (@sakanabandai) August 30, 2021
新潟にしかない切り方何ですかね?
目次
もち切りのメリット
ではなぜこのような切り方をするのでしょうか?
じつは
- 見た目がいい
- 小さな切り身を作りやすい
というメリットがあります。
見た目がいい
四角くて、料理などでの見た目が良いてす。
普通の切り身だと、ちょっと見慣れ過ぎている感じがあります。
四角くく切ってあると見た目が上品なんです。
小さな切り身を作りやすい
もち切りだと、切り身を小さくしやすいです。
もち切りの切り方
もち切りの切り方を簡単に説明します。
- 半身に卸した鮭を背から腹にかけて横に切ります。この時切りたい重量に合わせて幅を決めます。通常4~5センチ幅かと思います。
- その切り身を所定の重量に合わせて四角く切っていきます。この時に身を見せるように斜めに切ります。


これだけなんです。
もち切りは歩留まりが悪い
尻尾の部分などで切り身が取れないことがあります。
そのため歩留まりの悪い切り方と言えます。
歩留まりの記事はこちらをご参照ください。
というわけで今回はもち切りについてでした。