2月は新海苔の時期です。

新のりとは、秋から冬に刈り取る、海苔のことです。

新海苔は風味がいいですね。

パリッと口に入れた瞬間に磯の香が広がります。

種付けをした海苔が発芽して、芽吹きます。

ある程度成長したところで初めて刈り取る、これが一番刈りです。

寿司などにピッタリの歯切れのよい海苔です。

それではこの歯切れのよい海苔はどのように育てるのでしょうか。

歯切れのよい海苔の育て方

口に入れると、さっととろける海苔ってありますよね。

こんな海苔はどのようにして育てるのでしょうか。

これは干潮時に海面から出るようにして育てます。

というより、干潮時に海面から出ているのを好む種類の海苔が繁殖する、とも言えます。

岩のりなどはそういう種類というか、そうして育つタイプの海苔ですよね。

岩にへばりついた海苔は満潮時は海水に浸かっていますが、干潮時には海面に顔を出しています。

そうやって育つことで、口の中に入れた時に溶けやすくなるそうです。


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くちどけのよい海苔は育てるのが大変

くちどけのよい海苔は育てるの大変なんですよ。

だって、干潮時に海面から顔を出すようにしておかなければなりませんから。

そのために海底に柱を建てます。

柱を建てて干潮の時だけ顔を出すように育てます。

大変で、作る海苔の量も限られます。

海面の分しか育てられないからです。

なのでどうしてもくちどけのよい海苔は高くなります。

一番刈り、二番刈りは寿司海苔に向く

また、一番刈り、二番刈りも寿司に向きます。

苗(?)の状態から海苔が成長します。

その成長したての柔らかいものを刈ったのが一番刈りです。

一回目に刈って、そのあとまた海苔が成長してきます。

この時、二番目に刈るのが二番刈りです。

これも柔らかく育ちます。

くちどけもよく、パリッとした海苔に向きます。

これが寿司などに利用される寿司海苔になります。

しかし2回しか収穫できないので、値段が高くなります。


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三番刈り以降はおにぎりなどに向く

そして、寿司海苔の収穫が終わると、おにぎりなどに向く、グレードの低い海苔が収穫できます。

おにぎり用の海苔も最近ではパリパリしています。

これはコンビニが食べる直前に海苔をくっつける方法を開発したからです。

通常は握って海苔をつけておきます。

こうしている間に海苔がごはんの水分をすって、柔らかくなります。

寿司用の海苔を使うと、時間が経つほどに海苔が溶けてしまいます。

これではおにぎりの用をなしません。

そのため、もともとおにぎり用の海苔は固めなのです。

通常の海苔は筏に紐(ひも)をぶら下げて育てる

通常の海苔は筏に紐(ひも)をぶら下げ、そこに海苔をくっつけて育てます。

こちらが一般的な海苔の育て方です。

浮かべた海苔の筏(イカダ)に紐などで海水に浸します。

海苔は常に海水に浸っています。

嵐が来ても浮いていますから、それほど被害はありません。

コストも比較的安く抑えられるので、値段も安いです。

こうして育てられた海苔は水に溶けづらい海苔になります。

くちどけのよい海苔の育て方まとめ

というわけでくちどけのよい海苔は育て方が違うというお話でした。

まとめると、

くちどけがよかったり、寿司海苔などは

  • 満潮時に海面に出して育てる
  • 海苔の芽を摘む(一番刈り、二番刈り)

という工夫があります。

ご参考になさってください。

 

 


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