銀だらは今では高級な魚の一つです。昔は安く、庶民の味方でした。

そんな銀だら、カナダの「Sable Fish Canada Ltd.(以下セーブルフィッシュ)」が2007年に養殖に成功しています。当時世界初とのことです。

セーブルフィッシュの養殖技術がすごい!

このセーブルフィッシュの養殖技術がすごいです。

まあ、養殖はどんなところでもすごいのですが、概要だけお付き合いください。

  1. 親魚は低密度でストレスなく育てられる!
  2. 孵化場の水質管理はばっちり!
  3. 卵の孵化は温度と塩分が制御されている
  4. 幼生の餌はワムシとアルテミアの生餌
  5. 稚魚からの餌は魚由来と、小麦大豆など植物由来のものなどを与える

ということです。

元ネタが有料記事のため、詳しくは以下をご参照ください。

hatcheryinternationalのページ参照(英語サイト)

銀だらを完全養殖!

このセーブルフィッシュ、どうやら銀だらを一部完全養殖しているようなのです。

hatcheryinternationalのページによると、親魚の20%はここで孵化した銀だらだそうです。ということは、完全養殖を達成していることになります。

そして、親魚の残りの約 80% は天然のものだそうです。これは遺伝劣勢を起こさないためと思われます。

銀だらを商業レベルで生産

このセーブルフィッシュは2007 年に設立されました。その後2014 年に「セーブルフィッシュ(Sable Fish)銀だら」として出荷が始まりました。それ以降銀だらを商業養殖しています。

生銀だらの半分は日本に輸出!

この養殖銀だらは主に日本に輸出されています。他には米国、ヨーロッパのいくつかの国に輸出しているそうです。

カナダの国内にも供給しています。

凍結しないで生食出来る唯一の銀だら!

そもそも銀だらは寄生虫の多い魚です。そのため天然物は鮮度の良いものでも、生食する場合には凍結する必要があります。

でもこの養殖銀だらは、凍結せずに生食することが出来るそうです。餌は商業用飼料を与えているので、寄生虫の心配もほぼありません。

そのため寿司屋へも供給しているそうです。

生食銀だらの味は?栄養は?

この銀だらは、生で食べるのは美味しくない、臭みがある、という意見もあります

しかし銀だらはオメガ3やDHA、EPAなど、人間の健康にとって不可欠な栄養素が豊富な食材です。

一度は食べてみたいものですね。

銀だらが完全養殖されている!?凍結せずに生食出来る唯一の銀だら!まとめ

というわけで、銀だらが生食向けに養殖されている、という話でした。

この記事をまとめると

  • 銀だらはカナダで養殖されている
  • セーブルフィッシュという会社が養殖している
  • 銀だらの完全養殖を達成している
  • 凍結せずに生食出来る唯一の銀だら!
  • 味は生臭い?

ということでした。

寄生虫がいなくて、サステイナブル。

夢のような銀だらですね。

この記事は、以下の記事に加筆しています。元記事が有料のため、概要だけ紹介しました。この会社、孵化や養殖システムが素晴らしいです。

詳しくは以下の記事をご参照ください。

hatcheryinternationalのページ参照(英語サイト)

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