丸干しイカってご存知ですか?

その名の通りイカを丸ごと干したものです。

そのまま干したと言っても、一応塩漬けにするんですけどね。

丸干しいかの作り方

生のスルメイカを丸ごと塩漬けにします。

塩漬けにしたイカをじっくり3日ぐらいかけて干します。

大体20℃くらいの温度で、風を当てて乾燥させます。

あまり温度が高い場合は乾燥時間を短くしてみてください。

風が無くて乾きが悪いと、腐るので注意が必要です。

こうすると、イカの水分が飛んで小さくなります。だいたい1/3くらいになるそうです。

この丸干しいかを焼いて食べます。

焼くといっても、炙るくらいです。

焼き過ぎると焦げますから気を付けましょう。

この丸干しいか、固いんですが、旨味が凝縮して美味しいんですよね。

干しするめってありますよね。スルメイカの内臓を取って開いて カチカチに干したものです。

この丸干しいかは中に内臓が入っているのでその水分もあってそこまでカチカチに硬くはなりません。

カチカチになるまで干そうと思うと腐ってしまいますしね。

丸干しイカは中の内臓が半生で、とってもおいしいです。

丸干しいかはトースターで焼いてもOK

丸干しいかは、トースターでさっと炙っても大丈夫です。

炙ったら適当な大きさに切って酒の肴に最高に美味しいです。

またその焼いて切ったものを温かいご飯に入れてお茶漬けでも最高です。

内臓の旨味がご飯に染み渡って とっても美味しいですよ。

でもお茶漬けなので結構食べた後さっぱりするんですよね。

黒くて鮮度がよさそうな丸干しいかは一度冷凍してから作る

丸干しイカはイカを 時間をかけて干していきます

この時に生のイカで丸干しイカを作ると仕上がりが白くなるんですよね。

じゃあ黒っぽい丸干しイカは何なのか?と言うと冷凍の原料を干すと黒っぽくなるんですよね。

丸干しイカはどちらかと言うと黒い方が美味しそうなイメージがあります。

これは鮮度のよいするめいかが黒いからでしょう。

なのでこの技を知ってる人はみんな一度冷凍してから解凍して丸干しイカを作っていますよ。

またするめイカの丸干しイカと同じようにホタルイカ丸干しというのもあります。それはまた別の 記事で書いてみたいと思います。