根ぼっけ、という言葉を聞いたことがありますか?
美味しいホッケです。
そんな根ぼっけについて見ていきましょう。
根ぼっけとは?
根ぼっけとは、岩礁(根)に根付いている真ほっけのことです。
産卵準備のため、根に住み着き、栄養を蓄えるのですね。
産卵前なのでとっても脂がのって美味しいです。
根ぼっけが根にいるイメージです。(水族館にて撮影)
出世魚・ホッケが成長すると「根ぼっけ」
実はホッケは成長によって呼び名が変わる出世魚なのです。その出世の最終形態が「根ぼっけ」なのです。
ホッケの名前の順番
ホッケは成長によって
- アオボッケ
- ロウソクボッケ
- マボッケ(地方によってはハルボッケ)
- ネボッケ
などとなります。
最終的に根(岩礁)に根付き、産卵の準備をするのですね。
根ぼっけは鮮度が落ちやすい?
根ぼっけは脂がのっているため、鮮度が落ちやすいです。
また、アニサキスなどの寄生虫が多いです。
なので生食はなるべく避けましょう。
干して焼いて食べればとっても美味しくなりますよ。
釣人や漁師が狙う「根(ね)」とは?
「根(ね)」とは、岩礁のことを指します。海藻類も豊富で、魚が集まりやすい場所
です。
よく釣りをする人は「根掛かった!」といったりしますよね。
これは岩に針が引っかかってしまった、ということですね。
釣り人は「根」には魚が豊富なのを知っているので狙うのですね。
針が引っ掛かりやすいリスクはあります。でも美味しいお魚がいるのであえて狙うの
ですね。
根魚とは?
根魚とは、岩礁に根付いて、生活しています。遠くに移動することがなく、生息範囲が狭い魚です。
安全で餌も豊富なところに生息しているのですね。
根魚の読み方としては
- ねぎょ
- ねうお
- ねざかな
- こんぎょ
などです。
そのため、脂肪を蓄えて美味しいのです。
日本ではメバル、カサゴ、オコゼ、アイナメ、アカハタ、クロソイ、クエが根魚とし
て代表的です。
英語ではrockfishといいます。岩礁にいる魚です。そのままですね。
根ぼっけとは?根魚とは?まとめ
というわけで根ぼっけについて見てきました。
まとめると
- 根ぼっけは真ほっけが岩礁に根付いて産卵準備をする魚。
- ホッケは成長によって名前が変わり、最終形態は根ぼっけ。
- 根ぼっけは脂が多く、鮮度が落ちやすく、寄生虫も多いため生食は避けるべき。
- 「根」は岩礁で、釣り人が魚を狙う場所。
- 根魚は岩礁に根付いて生活し、脂肪が豊富で美味しい。
ということでした!
ご参考になさってくださいね!