Amazonはご存知のように30日間の返品を保証しています。
通販なので届いてみなければ品物の良しあしがわかりません。
その消費者の不安を取り除くための30日間の返品可能、ということです。
通常のクーリングオフが7日間であることを考えると、もはやAmazonが法律なのでは?とも思える手厚い保証です。
しかしAmazonはただ顧客サービスだけを考えているわけではありません。
そこにはリスクリバーサルというマーケティング戦略が隠れています。
リスクリバーサルとは
リスクリバーサルは日本語に訳すと「不確定要素の保証」とでもいいましょうか。
「リスクはAmazonで引き受けますので、安心してご購入ください」というものです。
これ、お客さんとしては安心できる要素なんだそうです。
返品出来ると、気軽に買える!
返品できると分かると購入するハードルがぐんと下がります。
購入率を返品率を大幅に上回るそうです。
これがAmazonの売り上げを支える一つの要素です。
ここまでとはいいませんが、返品に関してもう少し寛大になってもよいのでは?と思います。
リスクリバーサルをもっと知ろう!
リスクリバーサルなどの手法をもっと知りたい方におすすめなのはこちらの本です。
以前はプレミアムがついて価格が高かったです。
しかし新訳版がでましたのでお手頃価格になりました。
マーケティングの基礎が学べる良書です。
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