こんにちは!フィッシュコーディネーター( @osakana_neta )です。

漬け魚で人気の「西京風」。
銀ざけの西京風、銀だらの西京風など、脂の多い魚と甘めの「西京風みそ」の相性が抜群です。
でもなんでわざわざ「西京風」とことわるのでしょうか。

そもそも西京味噌とは

江戸へ遷都され「東京」となり、京都をそれに対し「西京」とも呼んだことから、京都に生まれた「京味噌」(地域団体商標登録)の中でも、特に京都の白味噌は「西京味噌」といわれるようになり、今日に至っております。

西京味噌とは

京都府味噌工業協同組合に所属する企業が、同組合の認定する原料を使用し、京都府内で生産し、同組合の品質認定を受けた低塩甘口の白みそ。

米の麹をたっぷりと使い、こっくりと甘口で薄塩な風雅な味わいの白味噌が生まれました。

http://www.kyomiso.com/saikyomiso.html
京都府味噌協会組合のページより記事引用

つまり京都府味噌協会組合が認定した白みそのことを「西京味噌」というのですね。

なのでよく漬け魚で「〇〇の西京風」とわざわざ「風」とするのは、本物の西京味噌ではないから、というわけですね。

現在「西京風」味噌は黄色く着色し、甘味を出すために砂糖などの甘味料を使って製造しています。

本場の西京味噌からすれば偽物ですが、そのおいしさを手軽に安価に再現したのが西京風味噌なのですね。


以下のサイトでは焼いた銀だらの西京漬けが入ったセットがお取り寄せできます。
母の日や父の日、ギフトにとってもおすすめです。