田作りってご存知ですか?
お正月に食べるお節料理として有名です。
これはイワシの稚魚です。
昔は田んぼに撒いて肥料にするほどたくさん取れたそうです。
現在ではほんの数十グラムで300円位します。
高いですね。
田作りは大抵佃煮にして食べられると思います。
ただ最近は独特の苦味が嫌われるのか、あまり人気がありません。
あと、お店で販売されている田作りの佃煮は正直おいしくありません。
しんなりしているし、風味も飛んでいます。
美味しい田作りの佃煮の作り方
ちゃんと自分で作るととっても美味しいんですよ!
パリパリしていて、香ばしいんですよね。
そんな美味しい田作りの佃煮をご紹介します。
田作りは細かいものを選ぼう
まず田作りはなるべく細かいものを選びましょう。
細かいほうが苦味も少なく、タベヤスイです。
美味しい田作りの佃煮 カラカラに空煎り
細か目の田作りを選んだら、フライパンで乾煎り(からいり)していきます。
焦げ付かないように、ヘラや箸でかき混ぜながら煎っていきます。
煎っていると、少し煙が出てきます。
焦げると苦くなるので、弱火から中火でじっくり煎ってみてください。
そうしてパリパリになったことを確認して、火を止めます。
手で折ってみて、パリッと折れたら頃合いですよ。
砂糖と醤油を加える
別の鍋に砂糖と醤油、酒、みりんを加えます。
量にもよりますが、大さじ一杯程度、すべて一杯づつで入れてみましょう。
個人的には薄味にしたほうが風味があって好きです。
この辺りは好みで調整してみてください。
調味料を一煮立ちさせます。
この中に先ほど乾煎りした田作りを入れていきます。
田作りに調味料が絡まったら冷まして出来上がり!
田作りに調味料が絡まったら、平らな皿に入れて冷まします。
冷めたら出来上がりです。
タッパーなどに入れて冷蔵庫で保存しましょう。
時間がたつと、田作りがしんなりします。
なのでパリパリの食感を楽しみたいなら、食べる分だけ作りましょう。