銀だら(ギンダラ)をご存知てすか?

脂がのっていて、大変美味しい魚です。
海底に生息する、底魚です。

また、「タラ」とついていますが、カサゴの仲間だそうです。

「たら」とつくが、タラの仲間ではなく、カサゴ目ギンダラ科の魚。

https://www.zukan-bouz.com/syu/%E3%82%AE%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%A9
ぼうずこんにゃく様のページより引用

大変美味しく、高級な魚です。

銀だらの選び方

銀だらは産地、漁法などで品質が変わります。

ギンダラは北米アメリカの西海岸、ロシアなどで主に漁獲されます。
日本が輸入するのは北米の西海岸のものです。
アラスカ州からカナダ、ワシントン州、オレゴン州、カルフォルニア州から輸入しています。

始めに産地での選び方を見ていきましょう。

温暖な産地は痛みやすい?

ギンダラの身はやわらかく、脂がのっています。
そのため、傷みやすいです。

鮮度管理が良くないとすぐに傷みます。

比較的温暖な産地だと、水揚げ後に鮮度が落ちてしまうことがあります。

銀だらの産地で、比較的南方の地区、ワシントン州、オレゴン州、カルフォルニア州の頭文字をとって「WOC」とひとくくりに呼ぶことがあります。

以前は上記の「WOC」地区は、アラスカ州やカナダに比べ温暖なため、取り扱いが悪いと傷んで臭いが出たりしていました。

ワシントン州は品質が改善

現在はワシントン州に関してはだいぶ品質が良いそうです。

オレゴン州はたまに品質が劣る物も!

オレゴン州のものはたまに品質の悪いものが混ざるそうです。

オレゴン州はトロール漁法(底引き網)での漁獲がメインなので、品質が落ちやすいです。

トロールは底引き網の一種です。

最初に掛かった魚は網揚げまで、網の中で引っ張られ続けます。

そのため、うっ血や身のつぶれが起こることもあります。

そのため市場の評価は低いです。

逆に価格で勝負する加工屋さんなどには重宝されるようですね。

アラスカ州のギンダラ

アラスカ州のギンダラ漁は主に釣り(はえ縄)によって漁獲されます。
トロールのように網で引っ張られないので、品質は良いです。

寒いところの魚なので、脂の乗りもよいです。

また、アラスカの一部業者は懸垂凍結という凍結方法を採用しています。
懸垂凍結のギンダラは魚が丸いため、切り身が丸く切りやすい、歩留りも良いと好評
です。
http://www.nihonmarine.co.jp/work/item/sakana.html
日本マリン様のページより引用

尾をぶら下げた状態で凍結します。
そのため、ギンダラが丸い状態で凍ります。

こうするときれいな形で凍結できます。

通常はギンダラを寝かせて凍結します。

そのため、片側がつぶれて凍るのですね。

カナダのギンダラ

カナダ産のギンダラは高品質で知られています。

高品質の理由は船内凍結です。

大型の船で船上で頭カット、内臓出しをして急速凍結します。

このため、とても評価が高いです。

加島屋、魚久、浜藤など、高級な漬け魚を扱うお店ではカナダ産のギンダラは欠かせないそうです。


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銀だらの選び方まとめ

銀だらの選び方をまとめると、

  • 産地は北の方が良い
  • トロール漁法よりも釣りの方が良い
  • 凍結時に吊り下げると形がきれいになる
  • 船内で凍結すると高鮮度

ということです。

参考になさってください。

銀だらの販売価格は

20年くらい前は100g200円以下で販売していたと思います。

それからだんだんと味が評価され、高級魚の仲間入りを果たしました。

価格は大型のものは100g400円以上で販売されていたと思います。

ここ3年くらい、価格が下がってきています。

ギンダラの漁期

アラスカのギンダラは春漁と秋漁に分けられます。

春漁は6月一杯で終わりです。

秋漁は9月からスタートします。

秋漁は最大の需要期である12月が控えるため、春漁よりも価格が高くなる傾向にあります。

ギンダラまとめ

というわけでギンダラを選ぶときは
・産地
・漁法
・凍結方法

などをチェックしてみてください。

産地は一般にアラスカ、カナダが高品質
ワシントン、オレゴン、カルフォルニアの各州は一般に品質が良くないです。

ただし最近は品質が向上しているそうですね。


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