少し前にクドアという寄生虫で食中毒が起きた、というニュースを見ました。

花の形の寄生虫「クドア」ヒラメのカルパッチョで食中毒 富山県のレストラン

https://sp.hazardlab.jp/know/topics/detail/3/2/32192.html

クドアという寄生虫は恥ずかしながら初めて聞いたので、いろいろと調べてみました。

食中毒を起こす寄生虫ってアニサキスだけじゃないんですね。

魚に付いているクドアとは?食中毒を引き起こす寄生虫!

このクドア、ヒラメなどに寄生しているそうです。

見た目は星形できれいですが、やっかいな寄生虫です。

食べると下痢や嘔吐などの食中毒を引き起こす場合があります。

冒頭に書きましたが、富山で先日このクドアによる食中毒が発生したようです。

https://sp.hazardlab.jp/know/topics/detail/3/2/32192.html

アニサキスは有名ですね。

でもクドアというのはあまり聞いたことがありません。

下痢や嘔吐を引き起こすので、気を付けたいものですね。


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クドアは目に見えないほど小さいので、取り除くのは不可能

このクドアは見た目には見えません。

なので、肉眼で取り除くことは不可能です。

他の対策をするしかありません。

クドアは冷凍や加熱で死滅する

このクドアですが、寄生虫なので、完全に凍結、あるいは加熱すると死滅します。

先日ある魚屋さんが年末に販売するヒラメを卸して凍結していました。

なんでも安いこの時期に買って、年末に販売するとのこと。

ついでに寄生虫も死ぬので、一石二鳥だそうです。

以下、厚労省からの引用です。

クドアは、-20℃で4時間以上の冷凍、または、中心温度75℃5分以上の加熱により病原性が失われることが確認されていることから 、一度凍結したのちに喫食したり、加熱調理することにより食中毒は防止できると考えられています。
また、農林水産省及び水産庁では、食中毒防止策として、ヒラメの養殖場での適切な管理により、クドアがヒラメに寄生することを防止する取組みを行っており、食中毒数は低下しています。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000133250.html

クドアには、ゼリーミートを引き起こす種類もいる

また、クドアには、ゼリーミートを引き起こすものもいるそうです。

以下、ウィキペディアからの引用です。

ジェリーミート(死後筋肉融解)は魚を収穫した後に筋肉が溶けて商品価値が失われる現象で、ホシガタクドア(Kudoa thyrsites)などが引き起こす。魚の死後にタンパク質分解酵素を分泌して周囲の組織を融解するのが原因とされている[7]。

ナナホシクドア(Kudoa septempunctata)がヒラメに寄生すると
筋肉中に胞子を形成するが、肉眼的なシスト形成が起こらず、ジェリーミートも引き起こされないため気付かず喫食されて
食中毒を起こす[3]。2011年に愛媛県で韓国産養殖ヒラメの生食を原因とする集団食中毒が起きたことで発見された。
症状は下痢や嘔吐であるが、軽症で自然回復し、周囲へ拡大することもないため社会的リスクとしてはごく小さい[3]。
ヒラメの養殖場で感染防止対策を取り、出荷時にも検査を行うことで、国産養殖ヒラメについてはほとんど問題がなくなっている。
ただし天然ヒラメや、韓国から輸入した養殖ヒラメを原因とする食中毒事例は続いている。ヒラメ以外でも、クロマグロに寄生するムツボシクドア(Kudoa hexapunctata)や、
上記のイワタクドアが原因と疑われる食中毒が起きている。いずれも生きた胞子を摂食することにより発症するもので、冷凍や加熱によって胞子を死滅させれば問題ない[3]。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%89%E3%82%A2

ここからわかることはゼリーミートを引き起こすのはホシガタクドアだ、ということです。

また、生きた胞子を食べてしまうと発症する、ということですね。

クドア自体が食中毒を引き起こすわけではなく、クドアの胞子が食中毒を引き起こすのですね。

クドアによる食中毒を防ぐまとめ

というわけで、クドアについてみてきました。

まとめとしては

  • クドアはヒラメなどに多く寄生している
  • クドアの胞子を食べると下痢や嘔吐を引き起こす
  • クドアの胞子は加熱や冷凍で死滅する
  • ゼリーミートを引き起こすクドアもいる
  • 軽症であることがほとんど
  • 国内養殖のヒラメは対策が取られていて、リスクが少ない

ということでした。

私は知らずにヒラメを食べていました。

今後、食べないわけではありませんが、気にしておきたいと思います。


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