こんにちは!フィッシュコーディネーター( @osakana_neta )です。
寿司の重さは何グラムなのでしょうか?
また、ネタやシャリはどのくらいの重さなのでしょうか。
お店やタイミングによって違う寿司一貫の重さ、大きさについてみていきます。
寿司一貫の重さはなんグラム?
寿司一貫のグラムは
- 小さいもので約20グラム
- 大きいもので約35グラム
と、最大で約1.75倍の差があります。
1.75倍も大きいと、食べた時の食感、満足感がかなり違います。
ネタの重さは?
ネタの重さは一般的には6gから15gです。
穴子の一本握りなどは15gあったりします。15gというと、かなり大きいです。
通常7g位を基準として、コストが合わない場合は6gにしたり、5gにすることもあります。
工場で切るものは1g単位で重さが変わります。
ただし最近では20枚入りで140g、などと一枚の重さをぼかす傾向にあります。
これはさすがに1g単位での調整をするとコストが高くなるからです。
なので多少の個体差はあります。
また、お寿司屋さんでネタを切る場合には職人さんの感覚で重さや、場合によってはお客様に合わせてを変えます。
シャリの重さは?
またシャリの重さは通常は15gから20gです。
寿司ロボットはそれこそ1g単位で重さを調整出来ます。
また、職人さんが握る場合は重さは変動します。
ただし熟練の職人さんは何個握ってもほとんど重さが変わらない、どころか米の粒数も同じ場合もあるそうです。
すごいですね。
寿司一貫の重さが大きい店、小さい店
寿司一貫の重さが大きい(重い)のは
- お昼の立ち寿司
- スーパーのパック寿司
- 魚屋さんの寿司
となっています。
逆に寿司一貫のグラムが小さい(軽い)のは
- 回転寿司
- 夜営業の立ち寿司
となっています。
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なせシャリの大きさが違うのか?変える理由は?
ではなぜシャリの大きさを変えるのかというと
お腹いっぱいになってほしい場合は、シャリを大きくしています。
また、あまりお腹いっぱいになってほしくない場合はシャリを小さくします。
ここらへんは業種や食べるタイミング、お店の戦略によって変わってきますね。
以下、例をみていきましょう。
スーパーや魚屋さんの寿司は大きめ
スーパーや魚屋さんの寿司は大きめです。
これは一人1パックを購入いただいて満足感を与え、リピートに繋げたいからです。
また、大きなネタを売りにしていることも理由です。
回転寿司のシャリは小さい!
回転寿司のシャリは小さいです。
この理由は
- シャリを小さくして、たくさん食べてもらい、売上を上げたい
- いろいろな種類を食べてもらって満足度を上げたい
というような思いがあるのでしょう。
たち寿司では昼と夜で一貫の大きさを変えることがある
たちの寿司屋さんでは昼と夜でシャリの大きさを変えたりします。
これには理由があります。
以下は寿司屋さんが言っていた言葉です。
「昼は食事だからお腹を満たすためにシャリを大きめにしている、夜はお酒のつまみだからシャリを小さくしている」。
なるほど、お腹のことを気にして、最大の満足を感じてもらうようにしていたのですね。
もしかしたら夜はお酒を飲んでもらえば売上が上がる、という打算もあるのかもしれません。
なぜネタの大きさが違うのか?変える理由は?
ではなぜネタの大きさが違うのでしょうか?
それは値段と満足度の調整のためです。
値段を下げるためにネタを小さくする
回転寿司やスーパーのパック寿司で、ネタが高いと売り値も高くなります。
そんな時は重さを調整して、コストを下げています。
ネタはシャリと比べて高コストです。
なので細かく調整するのですね。
満足度を上げるためネタを大きくする
また、満足度を高くするためにネタを大きくする場合があります。
ネタが大きいと、ちゃんと魚を食べている気になりますよね。
寿司ネタ、シャリの大きさまとめ
というわけで寿司のネタ、シャリの大きさについてみてきました。
まとめると
- 寿司一貫の重さは20gから35gくらい
- 寿司のネタは5g~15g、通常7gくらい
- シャリの大きさは通常15gから20g
- 寿司一貫が大きいのはお昼の寿司屋、スーパーの寿司
- 寿司一貫が小さいのは回転寿司、夜の寿司屋
- お腹いっぱいにするか、しないかでシャリの大きさを調整する
- ネタは値段や満足感で大きさを調整する
ということでした。
ご参考になさってくださいね!