シロイトダラってご存知ですか?
皮が白っぽい、タラの仲間です。
白糸だら(シロイトダラ)とは?
白糸だらは主にヨーロッパや北米の大西洋側で漁獲されます。
ひきしまったスケソウダラ、という感じです。
食べ方としては、身がしまっているのでムニエルなどで食べられます。
また、意外と鍋でもいけます。
見た目は、鮭に似ています。
でもタラの仲間です。
白糸だらとタラの違い
それでは白糸だらと普通のタラは、学術上、どのくらい違うのでしょうか?
比べて見てみましょう。
シロイトダラ
白糸だらは、
タラ目
タラ科
ポラック属
となっています。
すけそうだら、スケトウダラ
タラ目
タラ科
スケトウダラ属
というわけで、どちらもタラ科です。
比べてみると、スケトウダラに近い種類だというのが分かりますね。
白糸だらの、外国での呼び方は?
日本では白糸だら(シロイトダラ)ですか、外国ではなんと呼ばれているのでしょうか。
ドイツではシ―サーモンと呼ばれているそうです。
また、イギリスでは、ロックサーモンと呼ばれています。
両国ともサーモン(鮭)がつきますね。
見た目がサーモンみたいだからでしょうか。
サーモンとつきますが、鮭の仲間ではないです。
白糸だら(シロイトダラ)の食べ方は?
食べ方としては、ヨーロッパでは、燻製にされることが多いようですね。
その他、ムニエルが美味しく食べられます。
また、最近では鱈の代わりに鍋に入れることもあるそうです。
私のお客様に納品したところ、ドリップが結構出るよー、と言われました。
ただ、身質が良いし安いので使っている、とのことです。
60gの切り身を切る時は少し大きめに切るそうです。
そうしてドリップが出たあとに60gになるように調整しているのだとか。
白糸だら(シロイトダラ)の栄養は?ダイエットに最適!
白糸だらは脂肪が少ないです。
しかも、たんぱく質が豊富なです。
なので、筋肉をつけたい人やダイエットに向いていますね。
たんぱく質の量は文科省のサイトにも載っていません。
ですが、タラやスケトウダラ(生)のたんぱく質の量が100gあたり17.6gです。
なので、白糸だらも18gくらいだろう、と予想しています。
ちなみにシロサケのたんぱく質の量が100gあたり22.3gです。(生の場合)
たんぱく質の量は鮭に劣ります。
でも、脂質が少ないですはずです。
白糸だらは、脂質が1gくらいと予想します。
鮭の場合は脂質が4.4gです。
脂の少ない魚です。
なのでダイエットにはよい魚だと思います。
たんぱく質を採れて、カロリーが低いですね。
脂質が少ないので、フライとか、鍋など、味が浸み込む調理に向いていると思います。
フライやソテーにすると油のカロリーを摂取してしまいます。
なのでダイエット中は白糸だらの鍋がいいですね。
漁獲時期をちゃんと指定すると、身質がしっかりしています。