回転寿司で出てくるウニ。

これは安くてまずくて、偽物なのでは?という疑惑があります。

はたしてどうなのでしょうか?

回転寿司のウニは偽物ではなく、本物のウニ!

回転寿司のウニは本物です。偽物ではありません。

じゃあ何なのか?というと、チリ産のウニです。

その名も「チリウニ」という名前のウニです。

日本のバフンウニのような形をしています。

回転寿司のウニはなぜまずいの?

それではなぜ回転寿司のウニはまずいのでしょうか。

ミョウバンを使っているからまずい

回転寿司のウニはミョウバンを使っていることがあります。

ウニはとけやすい食物です。

それをとけないように固めるためにミョウバンを使います。

ミョウバンを使うとエグみが強く出ます。

同じ理由でさっとブランチング(軽く茹でること)することもあります。

だたブランチングは水分が抜けて歩留まりが悪化してしまいます。

なのでミョウバンを使うのですね。

食べているエサが違う

チリウニは食べているエサが日本とは少し違います。

南半球であるチリの海藻を食べるので、味も北海道産とは違うのですね。

チリでも美味しい産地とまずい産地がある!

同じチリでも南北に長いので産地によって味が違います。

北部よりも寒い南部の方が品質がよく美味しいです。

値段をケチると味の劣る北部のウニが混ざります。

まあ回転寿司なので仕方ないのですけどね。

一度凍結するため味が落ちる

チリのウニはどうしても一度冷凍します。

そのため解凍時に多少ドリップが出てしまいます。

そうなると味は落ちてしまいます。

とはいえ最近はチリのウニも満足出来る

回転寿司のウニはまずい、ということを書いてきました。

とはいえ、最近では色々な技術が向上して、結構満足出来る味になってきました。

ウニ好きな自分としては、まあ満足できる美味しさです。

昔と違い臭みが少ない印象です。

エグみもあります。

また、味に当たり外れがあります。

でも値段を考えると満足出来ます。

チリのウニの価格は?

チリのウニの価格は、むき身大体100g辺り2,000円以上、といったところでしょうか。

※むき身=すぐ食べられる状態のことです。2023年時点。

国産のウニは100gで15,000円以上でしょうか。

どちらにしてもイクラなどよりも高価ですね。

漁獲に手間がかかりますし、そもそもウニも豊富に一ヶ所に居るわけでもないですからね。

剥くのにも手間がかかりますしね。

高価になるわけです。

回転寿司のウニは偽物?まずいのはミョウバンのせい?まとめ

というわけで回転寿司のウニについてみてきました。

まとめると

  • 回転寿司のウニは本物のウニ!
  • まずい理由はミョウバンの使用・産地の違い・鮮度が挙げられる
  • とはいえ値段を考えると満足出来る!

ということでした。

ご参考になさってくださいね!