ブラックタイガーえびとは?
エピの種類も色々あります。

同じ車エビ科でもたくさんの種類があります。

今日はそのなかでもブラックタイガーエビについて解説します。

ブラックタイガーえびとは

ブラックタイガーえびはクルマエビ科のえびです。ブラックタイガーエビは、流通しているものはほとんど養殖です。

加熱した時のプリプリした食感とちょっとした泥臭さが味の特徴です。

ブラックタイガーえびの正式名・標準和名は??

ブラックタイガーの正式名はというと、

原種は「標準和名:ウシエビ(学術名:Penaeus monodon)」という種類のえびです。産地では「シータイガー」とも呼ばれています。

ブラックタイガーえび

標準和名はウシエビ
学名(種名)はPenaeus monodon
標準和名に代わる一般名称(例)として、ブラックタイガーとなっています。
消費者庁「標準和名のサイト」参照
https://www.jfa.maff.go.jp/j/kakou/hyouzi/pdf/siryou2-7.pdf

天然の状態だと、それほど黒くはないのです。
このエビを養殖したのが消費者庁の一般的名称でいう「ブラックタイガー」ですね。
消費者庁:標準和名のサイトへ

泥沼のような環境や、養殖池でも比較的簡単に育てられるということで1990年代まで、養殖エビの主流になりました。

当時は天然のホワイトえびの代替え品としてもてはやされ、海老の一般大衆化に貢献したえびです。

これがバーベキューや天ぷらなどで大いに消費されました。

スーパーの惣菜コーナーのエビフライが定着したのもこの海老のおかげではないでしょうか。

ブラックタイガーは背わたが気になる

ブラックタイガーが背わたがあります。ジャリジャリした食感なので、下処理として、この背わたを取ります。

背わたはブラックタイガーの背のところにあります。焼くとそれほどきになりませんが、天ぷらやフライだと気になります。

なので、この背わたを取ります。

背わたの取り方

背わたは竹串で背のところの腸(筋)を引っかけてとります。

また、切れ込みを入れてつまようじで掻き出してもいいでしょう。

ブラックタイガーえびのレシピ

ブラックタイガーは身がぷりぷりしているので、バーベキューなど、焼いたり茹でたりすると美味しいです。また、エビフライやてんぷらなどでも美味しいです。

焼いたり揚げたりする料理に向いています。

ただし、泥の中で育つせいか、揚げ物に使うと、油汚れが早い、との理由で、敬遠する料理人もいます。

ブラックタイガーの天ぷら

  1. 下処理したブラックタイガーの頭を取り、殻を剥きます。
  2. 剥いたブラックタイガーに斜めに切り込みを入れていきます。
  3. 打ち粉を付けます。
  4. 溶いた天ぷら粉に付け、油で揚げます。

ブラックタイガーのエビフライ

ブラックタイガーのエビフライは、途中まで天ぷらと同じです。天ぷらの3番まで行います。

その後バッター液に付け、パン粉を付けて揚げます。

ブラックタイガーの素焼き

これはブラックタイガーを網で焼くだけです。

なんだかんだで、これが一番ブラックタイガーのプリプリ感を感じられ、好きです。

ブラックタイガーエビのまとめ

というわけで、ブラックタイガーエビについてみてきました。

まとめると

  • ブラックタイガーエビは車エビ科のエビ
  • ブラックタイガーエビは少し泥臭く、プリプリの食感が特徴
  • ブラックタイガーエビはウシエビというエビ
  • ブラックタイガーエビは天ぷら、フライ、焼き物が美味しい
  • ということでした!
  • 参考にしてみてくださいね!